奥菜恵「匂いも好き、本当にたまらない!」マニアックすぎる“相撲愛”を熱弁
2024.5.21 16:15俳優の奥菜恵が4月4日(木)放送の、日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)のゲストから人生を楽しく生きる極意を学ぶコーナー『楽しみ学』に生出演。日常生活の話や楽しみにしていること、そして地元広島の絶品グルメについて語った。
奥菜恵は、1995年14歳の時、岩井俊二監督の名作ドラマ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で主演を務め話題に。今年、芸能生活30周年を迎えた記念として写真集を発売した。
俳優の木村了さんと2016年に結婚し、現在は中学3年生と今年中学生になる2人の娘を育てる奥菜。MCの武田真一も自身に子どもがいることから「中学生になってくるとだんだん生意気になってきちゃったり」と経験を話すと、奥菜は「そうなんですよ!」と共感。「だいぶね、バチバチな感じで。例えば、“そこ、どいてよ”とか言われて傷つくこともあって。今は同じ熱量でぶつかることはしないですけど、そういう時期ももちろんあって。今はなるべく受け流すようにしています」と奥菜流の子どもとの向き合い方を語った。
■家でおたけび!奇数の月が待ち遠しい
1つ目の『楽しみ学』のキーワードは“家でおたけび!相撲に夢中”
相撲の本場所は年に6回の1・3・5・7・9・11の奇数月に開催される。場所中は午後4時から6時まで相撲観戦をするという。奥菜は相撲が好きすぎるあまり「1年の中に2か月に1回しか(本場所が)ないんですよ」と熱弁。それを聞いて思わず武田が「2か月に1回もありますよ」とツッコミをいれ、笑いが起こった。奥菜は「3月場所が先日終わって、すごいロスです。宙を仰いじゃうみたいな。終わっちゃったみたいな感じで」と明かした。
武田が「(キーワードの)おたけびってどんな感じなんですか」と尋ねると、「大近所迷惑だと思うんですけど、わぁぁ~!!行けぇ~!みたいな感じで、テレビの前にかじりついて。奇数月の4時から6時はゴールデンタイムなので、その時間はなるべくお仕事とかも調整して…」と話すと、予想以上の熱量にスタジオからは笑いが起こった。『DayDay.』木曜メンバーのサバンナ・高橋茂雄が「千秋楽に大事な仕事が重なりそうになったらどっちを取るんですか?」と少し意地悪な質問。奥菜は「それはもちろんお仕事なんですけど、お仕事の合間にYouTubeのライブ中継とかをチェックします」と答え、相撲は生活の一部となっていて切り離せないと語った。
相撲をテレビで見るだけではなく、相撲部屋も訪ねているという奥菜。「毎年、高田川部屋で行われているお餅つき大会にお邪魔させていただいて、もう本当に幸せで楽しくてうれしくて」と楽しそうに話すと、MCの南海キャンディーズ・山里亮太も「表情がめちゃくちゃうれしそうですもんね」と笑みをこぼした。
さらに、奥菜は「子どもたちも一緒に参加しているんですけど、子ども以上にはしゃいじゃって。幸せな光景です」と幸せをかみしめた。すると疑問に思った山里から「思春期で、さっきは反抗期もちょっとあるって話していたのに、“相撲を見よう”って言っても、子どもは“え~っ”ってならないですか?」と率直な質問が。その疑問に笑いながらも奥菜は「子どもたちも割と小さい頃から、高田川部屋さんに遊びに行っていて」と昔から交流があると告白。きっかけは「日本の伝統的な和とか文化が大好きだったんですけど、17歳の頃にドラマで共演させていただいた元キャンディーズの田中好子さんのご紹介で、高田川部屋の当時現役力士だった関脇・安芸乃島とご縁をいただいて」とエピソードを披露。特に高田川部屋の力士を推して応援しているとも明かした。
山里が「そこまで夢中になれるのは何でなんですか?」と尋ねると、奥菜は「もうね、ぜーんぶが好きなんですよ。お相撲さんのフォルム、匂いも好き。お相撲を見続けてきて最近気づいたのは、取り組み前のお相撲さんの所作というか、集中力を高めるための儀式みたいなのが皆さんそれぞれあって、それがもうしびれる。本当にたまらない!」とかなりマニアックな回答が。さらに、お気に入りの伊勢ヶ濱部屋の熱海富士、八角部屋の北勝富士の所作を披露した。
■天ぷらといったら…、地元広島のご当地グルメ
2つ目の『楽しみ学』のキーワードは“ホルモンのミノは『天ぷら』で食べるべし!”。
奥菜は「天ぷらといえば、エビとかではなくて“ミノ”なんですよね」と、出身地の広島では有名なホルモンの天ぷらを紹介。「焼いて食べるのもおいしいんですけど、揚げるとうま味がより凝縮されている感じがして、おいしいです」と脂っこくならず食べられるとご当地グルメをアピールした。
母から作り方を伝授してもらい自宅で作ることもあると話し、お気に入りの東京食肉市場内卸問屋『芝浦ほるもん』の『黒毛和牛上ミノ』をお取り寄せしていると明かした。タレは母の味で、ウスターソースとしょう油、お酢を混ぜ輪切り唐辛子を少し入れて完成。この日はDayDay.スタジオメンバーに奥菜家の味をふるまい、東京では珍しいホルモンの食べ方にスタジオでは「おいしい!」と次々に声が上がった。木曜メンバーの石田健は「たしかに脂っこくないですね。うま味の方がガツンと来る感じがして」と初めての味に驚いた様子。山里も「食感をミノが出してくれて、味の濃さとかうま味は揚げたところが出してくれるから、相乗効果がすごい」と大満足。高橋も「タレもうまい。配合抜群。白ご飯にもビールとかにも合いますね」と太鼓判を押した。
最後に奥菜は、4月3日に発売した“デビュー30周年”を記念した15年ぶりの写真集について、「4月13日にお渡し会もありますので、ぜひお越しください」とメッセージを送った。続けて、舞台の出演情報を伝えると山里からは「お相撲の日にちが…」と心配する声が。奥菜も「そうなんですよ。お稽古が相撲の時期と被っていまして」とコメント。すると高橋から「稽古をそこそこにする」とまさかの提案にスタジオは笑いに包まれた。
【発売情報】
奥 菜恵 写真集『Okina Megumi』発売中
【出演情報】
舞台 『ナイロン100℃ 49th SESSION 「江戸時代の思い出」』
2024年6月22日(土)~7月21日(日) 下北沢 本多劇場ほか