『DASH村』24年目の米作り始動!田んぼを増やすために移植した桑の木は森本慎太郎が“桑田”と命名

2024.5.13 08:45

TOKIOの国分太一とSixTONESの森本慎太郎が5月12日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。今年で24年目となる米作りをスタートさせた。

福島DASH村からスタートした米作りも今年で24回目。昨年に引き続き、今年も福島県大玉村の田んぼで米作りを行うこととなった。田んぼに向かう国分の背後からクラクションを鳴らしながら迫ってくる1台の軽トラが。乗っていたのは森本で、その姿に国分は「軽トラの似合う男になったね」と目を細めていた。

軽トラの荷台には大量の塩水が入ったタンクと様々な道具が。米作りの大事な作業としてあるのが、かつてTOKIOの農業の師匠・三瓶明雄さんから教わった、良い種だけを選抜する『塩水選』。大量の塩を溶かした水に米の種を入れることで、中身が詰まった良い種が沈むというもの。そこで、森本はDASH海岸の海水を使ってこの『塩水選』を行おうと考えたのだ。運んできた海水の量は実に約160リットル!福島までおよそ300kmの道のりを4時間かけて運んできたのだ。しかし、海水の濃度では『塩水選』を行うのには薄すぎるため、まずは海水を大きな鍋に入れて煮詰め、濃い塩水を作るところからスタートすることに。

海水を煮詰めている間「ちょっと(田んぼを)見る?久しぶりに」と国分が声をかけ、2人で田んぼの様子を見に行くことに。稲を刈った跡が残る田んぼの姿に「もう“ずっと田んぼだっただろ”みたいな顔してるよね」という国分。その田んぼとすぐ奥に見える荒れ地とを見比べて「1年前はだって、アレ(荒れ地)ですもんね!」としみじみ語る森本。耕作放棄地となってしまっていたこの土地を、1年前に開拓して田んぼとして生まれ変わらせたのである。5枚の田んぼを作る予定が、この時は作業が間に合わず4枚しか田んぼにできなかった。残る1枚分の土地は耕して畑にしていたのだが、今年はここも田んぼにすることとなった。

しかし、この5枚目の田んぼ予定地の真ん中には大きな桑の木が生えていた。畑にしていた時もそのまま残しており、桑の実や桑の葉を収穫していた。だが、田んぼにするためにはこの木をどかさなくてはならない。そこで国分は「こいつを、もう1つ下(の段)に移動させてあげんの」と提案。「木の移植ってめちゃくちゃ大変なんですよね?」と言う森本に国分も「このサイズは僕もやったことない」という。

葉っぱも落ちて休眠中のこの時期が移植には絶好のタイミングということもあり、桑の木が寝ている間に移植させ、「(桑の木が)目覚めた時に“えっ!段違くない?”っていうドッキリをさせよう」ということに。幹の直径約25cm、高さ約5mという大木の移植作業“桑の木ドッキリ”が始まった。

小型のショベルカーを使って木の周りの土を掘ろうとする森本。しかし地面には篠竹(しのだけ)の根が張っており、ショベルを入れるのも一苦労。大きな音を立てると国分は「ダメダメダメ!(桑の木が)起きちゃう!シー!」と静かに作業させるという設定もしっかり踏まえつつ、助っ人の武田政志さんに森本の免許ではまだ乗れない巨大なショベルカーでサポートしてもらいつつ掘り起こし作業は完了。さらに幹にロープをひっかけて油圧ショベルで引っ張り、桑の木を根っこごと持ち上げることに成功した。余分な枝を切り落とし、ショベルで持ち上げて、あらかじめ掘ってあった下の段に無事移植完了。「もともと田んぼだったところに桑の木が生えてたんですよね。名前は“桑田”でもいいかもしれない」という森本の言葉からこの桑の木はめでたく“桑田”と命名された。

桑の木の移植作業を終え、なおも海水を煮詰めていると、サポートしてくれている地元の米農家・古川さんが「一服しませんか?」と差し入れを持ってきてくれた。箱の中身は塩むすびとご飯のお供がズラリ。腹ペコだった2人はねぎみそなどの具材を乗せた塩むすびを食べて「うまいね~!」と大喜び。さらに、桑の木移植の作業中に畑だった場所から掘り出されたごぼうを新玉ねぎと一緒にかき揚げにした天ぷらも登場。森本は「うまっ!なにこれ!」とその味に驚き、国分も「ごぼうの香りと、新玉(ねぎ)の甘さ…最高にうまい、これ!」と見事な食リポを披露しつつ「欲を言えば、(昼の)12時に食べたかった!今(午後)4時!」と、午前中の大雨のため作業開始が遅れたことを嘆いていた。

そうこうしている間に、約80リットルの海水は30リットルになるまで煮詰められ、鍋から桶(おけ)へと移された。これが『塩水選』に使える濃度かどうか確かめるため、森本は生卵を桶に入れてみる。これが表面まで浮かんでくれば『塩水選』に使えるのだが、無情にも卵は沈んだまま。実は海水をくんだ時、DASH海岸には雨が降っていたため、現地にいたTOKIOの城島茂も「全然甘い!」と言うほど元々の塩分濃度が薄くなってしまっていたのだ。それも覚悟の上でしっかりと煮詰めていたのだが結局濃度が足りず、森本は「秘密兵器一応あって、足りなかった時用の…」と、袋に入った大量の塩を取り出した。これを桶の中に投入し、卵も浮き上がるほどの濃さになったところでようやく『塩水選』スタート。

まず用意したのは去年収穫した『新男米2023』。水に浮かべたざるの中に種もみを入れていき、浮かんできたものは“中身の少ない悪い種”としてカットしていく。浮き上がった種もみの量に「結構浮いてますよ!?」と森本は驚いていたが、国分は「いや、でもいい方だよ」と沈んだ種もみの量に満足している様子。

『新男米2023』

続いて国分は「“メッシ”行こうか」と新たな種もみを持ってきた。これは昨年『塩水選』を行った岸優太が、通常よりもさらに濃い塩水を使って厳選した種もみからとれたもの。“リッチな飯”ということで“メッシ”と名付けられたこの米は、収穫された米粒も大きい優れものだった。これを今年の『塩水選』にかけると、ほとんどが水に沈む良い種もみだった。こうして選別された種もみを水路の水に浸してこの日の作業は終了。福島で米作りをスタートさせるのは5年ぶりとなることから、5年前を振り返った国分は「45歳だったよ、5年前。(今は)50(歳)になってる!受けるぅ!」と時の流れを実感していた。

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写真提供:(C)日テレ

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