“マグロ遠洋漁業”が終わった後の給料は?元気すぎる80歳の船員に加藤浩次「衝撃!」

2024.5.10 11:55

9日放送の『~この後どうする?密着TV~終わりが始まり』は、“大熱狂” を“終わった後”から密着取材する新ドキュメントバラエティー。1年の歳月をかけた“マグロ遠洋漁業”が終わった後の様子を紹介した。

世界一周をしてきたその船は、日本を出て、インドネシア、南アフリカを周り、スペイン、大西洋から運河を抜けて太平洋に。最後の漁を終えてから1か月以上かけて日本に返ってきた。

船員たちが静岡県の清水港に着いて、真っ先に向かったのはコンビニ。80歳の山崎さんは、いきなりATMで50万円を下ろし、船でいろいろアシストしてくれたというインドネシア人の船員に、25万円以上の現金をお礼として手渡した。

今回マグロ漁船に初めて乗ったという船員1年生の矢木田さん(25歳)は、コンビニで、楽しみにしていたコンビニスイーツを購入。船長の小山さん(33歳)は、リップクリーム、野菜ジュースなどと一緒に、大好きな日本の牛乳を購入。「(海外に)1年行って帰ってきて最初に来るコンビニ、感動するよな」と、後輩の矢木田さんと語り合った。

船はその後、清水港で積んできたマグロを水揚げして、宮城県の気仙沼に戻り、45日ほど休んだら、また1年間の航海に出るという。

帰国初日に50万円を下ろした山崎さんは、翌日、焼津市のボートレースチケットショップにタクシーで乗り付け、1年ぶりのレースを楽しんだが、2時間でさらに30万円を下ろしに行き、合計6時間滞在していた。

ここで驚きの事実が発覚。80歳で超ベテランに見えた山崎さん、実は、矢木田さんと同じ船員1年生。マグロ漁船に乗ったのは、今回初めてだという。これには、MCの加藤浩次をはじめスタジオゲストたちも「衝撃!」「初めて乗ったのにチップ渡したんだ」と驚いた。

この船の1年の漁獲量は約320トン。金額にすると3億円以上になるという。船員たちの給料はいったいいくらなのか…。

無事水揚げも済み、気仙沼に到着した一行。今回の“マグロ遠洋漁業”、本当の“終わり”は給料日だという。

そして迎えた1年の漁の精算日。船員1年生の矢木田さんの給料は約530万円。船会社の社長からも「あなたはここがスタートだからね」と励まされていた。ちなみに船長などの役職に就くと給料は倍以上になるという。

同じく給料を手にした80歳で船員1年生の山崎さんに、スタッフが「マグロの船に乗ったの最初ですよね?」とマグロ船に乗った理由を聞くと、山崎さんは「テレビでマグロ漁を見てかっこいいなぁって…(マグロを)カギで引っ掛けて、3~4人でワ~ッと揚げる…それがかっこいいなぁと。それをやってきたんだよ、楽しかった」と振り返った。

このコメントに、加藤は「80歳で挑戦ってすごいよね」と感動。さらに「しばらくはゆっくりするんですか?」と聞かれ、「そうそうそう、2~3年ね」と答えた山崎さん。スタジオでは「またやるんだ」と感心の声があがるのもつかの間、再びボートレースに向かう山崎さんを見て、「えぇ~」「(お金)無くなっちゃうよ」と驚きのムードに包まれた。

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                            写真提供:(C)YTV CTV

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