タカトシ「神の領域」“待ち受けにすると生理痛が止まる”トシ伝説で北海道民が選ぶスター2位に…1位はあの俳優
2024.5.10 11:30お笑いコンビのタカアンドトシが5月1日放送の『県民スター栄誉賞』に出演。北海道民が選ぶ“スター栄誉賞”でトップを狙うも、惜しくも2位という結果になった。
都道府県ごとに1000人ずつ、計47000人を対象に行われた調査で“地元民が誇る自慢のスター”を『県民スター栄誉賞』として表彰するこの番組。北海道からは歌手の松山千春、野球日本代表前監督の栗山英樹、カーリング選手の藤澤五月などが候補として名前が挙がっていた。
上位候補として真っ先に注目されたのが、俳優の大泉洋。売れっ子俳優となった現在も北海道のローカル番組で4本のレギュラーを持っており、地元民から大きな支持を受けていた。出身小学校が同じだという女性は「小学校の50周年記念の時に、“直接自分の口で(お祝いを)伝えたい”ということで、小学校の方に行かれたというのをお伺いしました」と語っていた。ビデオレターを依頼された大泉が自ら提案して実現したこの学校訪問では、トイレ休憩をはさむほど長時間のトークショーが行われたという。
さらに上位候補として挙げられたのが、函館(はこだて)出身のロックバンドGLAY。函館ではこれまでに2回、大規模な野外ライブを開催しており、地元の方々も「(ライブの時は)GLAY一色だよね。観光客も減ってる中であちこちから来てくれるし、経済効果は計り知れない。神でしょ!」と感謝を口にしていた。メンバーが訪れた店に“聖地巡礼”としてやってくるファンも多く、その経済波及効果は50億円以上とも言われている。
また、夕張市が財政破綻に陥った際、3校あった中学校が1校に統合された際には、ユニフォームが元の中学校のままでバラバラなため試合に出られない状況だったバスケ部のためにGLAYがユニフォームをプレゼントし、無事試合に出られるようになったそうで、当時バスケ部だった男性は「僕らにとってGLAYはヒーローですね」と語っていた。
そしてスタジオゲストのタカアンドトシの2人も上位候補に。札幌(さっぽろ)よしもとの1期生としてブレイクしたその面白さもさることながら、道民女子は別のあることに注目していた。それは、トシの画像をスマホの待ち受け画面にするとよいことが起こる、という都市伝説だった。「生理痛がピタッと止まる」といううわさが数年前からささやかれており、最近ではさらに進化して「子供が泣き止む」「金運アップ」「尿意が治まる」などご利益も多様化。まさに“トシ伝説”ともいえるこの状況、トシはすっかり道民女子の救世主となっていたのだ。
スタジオでトシは「僕らだけVTRの種類違いません?」と戸惑いつつ、タカからは「こいつだけ神の領域いってますね」と言われまんざらでもなさそうな様子。インテリア・家具の『ニトリ』の創業者・似鳥昭雄さんによる小樽(おたる)市への貢献をトシが説明した際には「ただ、似鳥さんも尿意は止められない!」と、すっかり自身のネタとして仕上げていた。
いよいよ結果発表。注目されていたGLAYが5位に、歌手の中島みゆきが3位にランクインする中、タカトシの名前はまだ登場せず。一気にスタジオのテンションも上がる中、発表された1位は…大泉洋!アンケートの全項目でトップと言う圧勝で、タカトシは惜しくも2位という結果に終わった。アンケートを担当したブランド総合研究所の田中章雄さんが大泉とタカトシの調査結果を比較し「(1位の大泉は)とにかく2位以下とすごく差が開いてですね…」と辛らつな分析。これにはタカも田中さんに向かって「尿意止めますよ!」と吠(ほ)えていた。