エルフ荒川　振られた…“好きピ”は番組スタッフ！　「好きにもいろいろあるからな？」と大悟もスタッフを擁護！？

お笑いコンビ・エルフの荒川が5月6日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。番組MCの千鳥・大悟も微妙に関わっているという悲しい失恋エピソードを明かした。この番組は大悟がタレント、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。

「恋バナをしたいんですけど」と切り出した荒川が提出していたのは2964円のレシート。鹿児島に営業に行った時に、当時の彼氏のために購入したお土産代だという。「好きな人“好きピ”が出来たら、営業とか、遠くに行ったときに絶対お土産を買っちゃうんですよ」という荒川だが、この時に買ったお土産は渡せなかったそうで「悲しみの領収書なんですけど…」という。

この時のお土産を詳しく見てみると、ご当地名産であるデコポン味のハイチュウと、「その方忙しいので、ご飯食べられてないって聞いてたから」とレトルトのビーフカレーも購入。そして「女芸人の性（さが）じゃないですけど、ただただ普通に渡せないっていうか」と、少しボケ要素を入れて渡したかった荒川は、西郷隆盛がサングラスをしているようなタモリ風のキャラクター“タカモリ”が描かれたサコッシュに、このお土産を入れて渡すつもりだったという。

鹿児島から帰京した足で“好きピ”の勤務する会社周辺をタクシーに乗りながら待っていたがこの日は連絡が取れなかったという荒川。しかし「そんな程度でギャルはめげません！」と奮起した荒川は「告白しよう！」と思い立ち、次に“好きピ”と会った日に腕をつかみ「付き合おう！付き合って！」とストレートに告白。

“好きピ”からは「えっ、そんな関係じゃないと思ってた」と返され、あっさり振られてしまったものの、それでも荒川は「そんなことでギャルはめげません！」と諦めるつもりもなかったようだ。しかしその後“好きピ”から飲みに誘われて行った際、既に“好きピ”には彼女がいたことが判明し、「それやったらホンマに関わりたくないから、無理無理、ゴメンゴメン」と今度は荒川の方からお断りしたところ“好きピ”が泣き始めたという。

さらに荒川は「ホンマここで言うつもりなかったんですけど」と前置きしつつ「（“好きピ”は）大悟さんがやってた番組のディレクターさんなんですよ」と告白。MCの千鳥・大悟も途端にバツが悪そうな感じになり「今も（その番組）やってる？ワシ…」と恐る恐る荒川に逆質問。荒川は「いえ、今は…（やっていない）」と否定したが、続けて、「正直言うたら、テレビ番組の楽屋で告白しました」と更なる事実を明かした。

このエピソードにピスタチオ伊地知が、“好きピ”が泣いた時の状況について「その涙はたぶんあれだろうね、1回だけなんとか“お願い”できないかの涙だろうね」と語ると、一瞬にしてスタジオが静まり返り、荒川も「まじ、ホンマ静かにして！」と怒りをあらわにした。明らかにタイミングを間違えたこのコメントには大悟も「ちょうどアカン（タイミングの）とこ入った」と笑うほどだった。

屋敷は「身勝手ですよね。そこで泣く男なんてくそダサいんよ…」と荒川に同情するも大悟は「ホンマに好きやったら…好きって色々あるからな？」と“好きピ”側に寄り添った。結局判定は“差し戻し”。「傷つくときはガンッ！と傷つかんとアカンねん。中途半端に傷つくからまた傷つくねん。だから、これはぐっと飲みこめ自分で」と語り掛ける大悟に荒川は「いや、それは大悟さん、今までいろんな人を傷つけてきた自分へのアレですわ」と反論。これに大悟は「ワシはいっぱい遊んだけど傷つけてはないもん！」とキッパリ言い切るも、今度は伊地知から「それは向こうが判断するんすよ！」と的確過ぎる突っ込みが入り、スタジオは笑いに包まれた。

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写真提供：（C）日テレ