人気力士・湘南乃海と白鷹山『小5クイズ』で300万円に王手…Q：流行語大賞「お・も・て・な・し」「ダメよ～ダメダメ」古いのはどっち？

大相撲・高田川部屋所属の力士・湘南乃海と白鷹山が4月26日放送の『クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？』に出演。力士としては初となる全問正解・賞金300万円獲得に挑んだ。 

これまでに追手風部屋の翔猿、大栄翔、剣翔、放駒部屋の一山本、島津海という5人の力士がこの番組に挑戦するも、いずれもあと一歩のところで正解を出せず、賞金獲得を逃してきた。今回は、一山本と島津海が挑戦した際に客席から応援していた湘南乃海と白鷹山が挑戦することとなった。間近で力士を見ることがめったにないであろう助っ人小学生たちも、さすがにその迫力に圧倒されているかと思いきや、かつきくんが「張り手してみたいです！」と真っ向勝負を挑むことに。湘南乃海のお腹に向かって力強く向かっていくかつきくんだったが、しかしそこは現役力士、全く微動だにせず、最後にはかつきくんをひょいと持ち上げてしまった。

クイズは大好きという2人に出題された4問目は、社会科見学の問題。お笑い芸人のとにかく明るい安村と、俳優・鈴木福の妹である鈴木誉（ほま）ちゃんの2人が訪れた沖縄・美ら海水族館からの出題。イルカショーでも野生でも高くジャンプするイルカの生態に関する『イルカが高く飛ぶ理由は？　A：体を洗う　B：敵を威嚇（いかく）する』という問題に、湘南乃海は「Aだと思うんすよ」「結構イルカショー行くんすよ。（飼育員さんが）“体を洗うため”って言ってた覚えがあるんすよ…」と答えを導き出すも、いまいち確証が持てない様子。5人の助っ人小学生のうち2人が“自信あり”の手を挙げたので、救済システムの“指名カンニング”を使うことにした。自身があると手を挙げていたほのかちゃんの答えをのぞいた2人はその答えを信じて記入し、見事正解！ほのかちゃんに向かって「ごっつぁんです！」と頭を下げていた。

番組をよく見ているという2人はその後順調に正解を重ね、救済システムを2つ残した状態で迎えた9問目。『令和の時代では普通になったもののうち、平成の時代から日本にあったものを1つ選びなさい。　A：Tiktok　B：5G　C：国立競技場』という問題に「国立競技場ってオリンピックですよね」と完成した時期を思い出そうとする湘南乃海。考えを巡らせた末に「いや、C（国立競技場）だと思う」「A（TikTok）は平成にはなかったっす」と答えを決めかけていたが、「（救済を）使った方がいいんじゃない？」という白鷹山からの一言を受けて“全員オープン”を使うことに。助っ人小学生の答えはA：TikTokが3人、B：5GとC：国立競技場が1人ずつ。真っ先にTikTokを切っていたため「あぶねー！」「おいおいおいおい！」と動揺する力士2人。「使ってよかったじゃん！」という白鷹山の言葉通り、子供たちに救われる形でこの問題もどうにかクリア。

その勢いのまま10問目も正解し、いよいよ300万円のかかった最終問題。『新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した言葉を古い順に並べ替えなさい。A：お・も・て・な・し　B：インスタ映え　C：神ってる　D：そだねー　E：ダメよ～ダメダメ　F：なでしこジャパン』という比較的最近の事象を扱った問題に、MCの劇団ひとりは「いいですね～、いけるんじゃないの？」と全問正解に期待を抱く。

「なでしこジャパン一番古いと思う」という湘南乃海に、「なでしこジャパン活躍してたのはオレが相撲界入ったぐらいって考えると10年以上前？」と答える白鷹山。「ダメよ～ダメダメは最近じゃない絶対」「そだねーはオリンピックだろ？何回前？」と、自分たちの記憶と言葉とをリンクさせて年代を探っていく。そして一通り6つの並べ替えを終え「オレはこうだと思う」「これいいっすね！」と意見も一致した2人は意を決してLOCKボタンを押した。
運命の答え合わせ。1つめのF：なでしこジャパンは見事正解。しかし、2つ目で不正解となり、惜しくも賞金獲得とはならなかった。角界初となる全問正解を目指した2人だったが、悔しい結果になってしまった。

※4問目の正解は、A：体を洗う。古くなった皮膚をはがしたり、寄生虫を取り除いたりするため、高くジャンプして水面に体の表面をぶつけることで体を洗っている。この他にもオスからメスへの求愛、エサの探知なども理由として考えられている。

※9問目の正解は、A：Tiktok（平成29年にサービス開始）。B：5Gは令和2年、C：国立競技場は令和元年からそれぞれ使われている。

※最終問題の答えは、F：なでしこジャパン（2011）→A：お・も・て・な・し（2013）→E：ダメよ～ダメダメ（2014）→C：神ってる（2016）→B：インスタ映え（2017）→D：そだねー（2018）の順。

写真提供：（C）日テレ