新潟県長岡市のラーメン店“餃子3人前で注文したら100個” 麺類もシュウマイも超大盛りにこだわる理由とは
2024.4.24 11:254月23日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、新潟県長岡市で創業46年の『中華大吉』を訪問。麺類や、餃子、シュウマイも超大盛りで出してくる店主にスタジオが驚いた。
「入らない丼ぶりに入れるのが妙なんだよ」と大盛りにこだわる店主の桒原(くわばら)一郎さん。具がたっぷり、麺が見えないほどの『冷やし麺』はお値段1,000円。『つめけん』は900円。その量の多さに常連客はいつもキレ気味で、「またいっぱい入れやがったアイツ。いじめだよ」「いま全部入れただろ麺!」と声が飛び交う。それでも一口ふくむと「うん、おいしいなぁ」と皆さんご満悦。
麺類だけでなく、自家製の皮で作るシューマイや餃子も絶品。その量はもちろん爆盛り。自家製の皮の中に、ブラックタイガー、ひき肉、タマネギがたっぷり。普通より大きめの『シューマイ』は6個で600円。見るからにホロホロの食感を想像して「絶対うまいよね、溶けちゃう溶けちゃう」と番組MCのヒロミ。
餃子は、みじん切りにしたキャベツを塩もみして甘さを引き出したら、絞り器で水分を抜き、赤身と脂身のバランスが絶妙のひき肉と混ぜ、ニンニク、ショウガ、たまごも加えて練り上げる。『ギョーザS(シングル)』は約16個で500円と激安。ある常連客は「システムわからなくて、餃子3人前頼んだら餃子が100個来た」と言い、「ここまでしていただいたら、ちゃんと来ないといけないと思って」と、これがきっかけで通い始めたという。
朝9時から仕込みを始めて、夜10時から深夜2時まで営業。「寝ないなんてしょっちゅう。麺も餃子の中身も作る時はほとんど寝られない」と店主。おばあちゃんに育てられたそうで、「茶碗出して一口ねって言うと、こんなんなって(大盛りで)出てきた」と大盛りの起源を語る店主にヒロミは「孫にいっぱい食べさせたいから、少しなんて言ってもね。分かるわその気持ち」と、ほっこりした様子だった。