花江夏樹主演アニメ『月が導く異世界道中 第二幕』チート主人公・真が初めて…まさかのボコボコに!?SNS「ぐうの音も出ない…」
2024.4.18 19:15声優の花江夏樹が、主人公・深澄真(みすみ まこと)の声を務める『月が導く異世界道中 第二幕』。第十五夜が4月15日(月)よる11時からTOKYO MX、BS日テレほかにて放送された。本作は、Webサイト『アルファポリス』刊行中の同名作品を原作とした“世直しファンタジー″で、2021年の夏に放送された第一幕(全12話)の続編。キャラクターを演じる豪華声優陣も話題を集めている。深澄真の声を人気アニメ『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で知られる花江夏樹、同じく『鬼滅の刃』で炭治郎の妹・禰豆子を演じた鬼頭明里が従者の澪役、更には『僕のヒーローアカデミア』麗日(うららか)お茶子役の佐倉綾音、『呪術廻戦』七海建人役の津田健次郎など、人気声優たちが名を連ねている。
◆闘技大会開幕!
第十五夜(話)のタイトルは「闘技大会、熱戦あまた」。いよいよ闘技大会がスタート。大会で日頃の成果を発揮しようと張り切っていた真(声:花江夏樹)の生徒たちだったが、真に逆恨みする生徒・イルムガンド=ホープレイズ(声:伊東健人)によって、貴族であるホープレイズ家の策略により、同門対決を強いられてしまう。戦士部門の最初の試合はダエナ=セブルス(声:山口智弘)とユーノ=レンブラント(声:稗田寧々)はダエナが勝利する。試合の仕組みは、安全性の面から戦いのダメージはドールと呼ばれる木の人形が肩代わりするようになっており、1体でもドールが倒れると試合終了となる。次は、今大会の最高レベル・両者レベル97の、ジン=ロアン(声:新祐樹)とミスラ=カズパー(声:菅原慎介)の対決。2人とも一歩も引かない攻防戦となり、ドールは一体も倒れなかった。しかし、攻めの手数が多かったジンが判定で勝利。
続いてアベリア=ホープレイズ(声:小坂井祐莉絵)とシフ=レンブラント(声:花守ゆみり)の術師同士の対決。夏休み前までは実力が拮抗(きっこう)していた2人だが、勝負はシフが勝利を収めた。シフが使った“土の精霊魔術”を見て「この分だと術師部門はシフが優勝かな」と予想する真。
主賓席では「勝者は悪名高いレンブラントの娘です。どうせ金に物を言わせ、高価な魔道具でも手に入れたんでしょう」と話している貴族たち。それを聞いたグリトニア帝国の皇女リリ=フロント=グリトニア(声:中原麻衣)は、「おやめなさい、見苦しい」と立ち上がった。「彼らの戦いは実に素晴らしいものでした。現状の戦法に満足せず、新しい手法を試そうととする姿勢は見事です」と褒めたたえた。
しかし「あのような下劣な戦い、とても軍人や騎士の在り方とは…」と更に意見してくる貴族たちに、リリ皇女は「では、我が国の勇者さまはどうなのです?機動力を生かして空から魔族を打ち払う。彼の戦いも下劣ですか?」。リリ皇女が支える勇者・岩橋智樹(声:新井良平)の名前を出され、何も言えなくなる貴族たち。そのやりとりを面白そうに見ていたギルドマスターのルト(声:松岡禎丞)は、「私も彼らの戦いには驚嘆(きょうたん)しました。女神さまの祝福まで得たなら、素晴らしい戦いぶりを見せてくれるでしょう。次の試合も実に楽しみですねぇ」と、その場を収めるのだった。
術師部門ではシフが圧勝を続け、優勝。そして、戦士部門では、ジンが決勝へ進出し、真に憎悪のまなざしを向けるイルムガンドと対決することに。高価な鎧を身に着けて戦うイルムガンドだが、ジンの攻撃に手も足も出ず負けそうになり…貴族の権力で審判を味方につける。しかし、ジンとの間には大きな実力の差があり、ジンの圧勝に終わった。試合後、負けたイルムガンドはロッカーにある謎の薬瓶を見ながら「あいつは…あいつだけは…」と憎しみの表情を浮かべるのだった。
そして最後は、両部門の優勝者が激突し、今大会の覇者が決まる戦いに。戦士部門の優勝者・ジンと術師部門の優勝者・シフが対決。攻防戦になると思いきや…シフによる“土の精霊魔法”によって、試合開始と同時にあっという間にシフが勝利を収め闘技大会の覇者となった。
◆商人ギルドからの脅し
クズノハ商会が魔族の協力を受けているという、危うい意見があると商人ギルド・ロッツガルド支部の代表・ザラ=ハーディスに呼び出された真。敵対心むき出しのザラから、クズノハ商会の流通ルートを問いただされる。クズノハ商会が使っているルートは、真と巴の従者契約で生じた領域の亜空。その話はできないためごまかすが…ザラは「君は甘いよ。よくそれで商会を運営できるな。なぜ立場や状況に合わせた適切な振る舞いができない?」と真をバカにするような発言に怒りがこみあげてくる真。「君の流通手段をギルドに提供し、共有することを約束してほしい」とザラから要求が。
「それは承服できかねます。お金で解決することはできませんか?」と真が交換条件を提示するが、その言葉にザラは「おまえ、本当に商人に向いていないな。お前は今、隠そうとした交通手段の存在をあっさり吐いた。つまり嘘をついた分だけ信用を損なったわけだ。まともな商売人ならそんな真似はしない。そのあと金で解決できないか聞いてきたな?それもあり得ない悪手だ。苦情を入れて来た商会がどの程度の規模か理解しているのか!」と畳みかけてくる。返す言葉のない真…。ザラは「お前は無能で運がいいだけの子どもだよ。とりあえず毎月売り上げの9割を差し出せ」と無理な要求で追い打ちをかけてくるのだった…。
クズノハ商会へ戻った真は、巴、澪、識に商人ギルドで起きたことを相談することに。巴は「若、この際ヒューマンは見限るのも手かと。いずれは魔族とも関係を持つおつもりなのでしょう?」と聞く。巴の言った通り魔族とも関係を持つ予定の真は、以前巴の見つけた土地を借りるか譲り受けるつもりでいるので、魔族に大きな借りを作ることになるかもしれない。理想は魔族とつながりを持ちながらヒューマンとも商売ができたらと考えていた。
そこは、ロッツガルド中央学園の司書エヴァ(声:井澤詩織)とゴテツ亭のルリア(声:広瀬ゆうき)姉妹の出身地でもある元“エルシオン”傘下の“ケルネオン国”は真の両親の生国であり、真にとっても祖国のような場所。「だから彼女たちそれぞれに、ある決断を求めようと思う。もし、2人ともうなずくのなら…」。
「面白いではないですか!」と、真の提案を聞いて大笑いする巴。識も「問題を解決する切り札になりうると思います」と賛成し、澪も「若様のお決めになった事に文句などありませんわ」と賛同。「みんなは受け入れてくれた。だからもう迷いはない。勇者2人はヒューマン側についた。だったら3人目の異世界人が魔族側の動きをちょっとばかり目こぼししても問題ないよな。クソ女神」と晴れやかな表情の真。真の出した答えとは…次回明らかに…?
◆無双の真が商人ギルドの長にボコボコに!
闘技大会がスタートし、生徒たちが活躍する姿に視聴者からは「真の教え子だけが別次元の戦いだったのが印象的!」「同門相手にも全く容赦なくて笑う」「シフ、ジンにまったく容赦なく瞬殺!」など、生徒たちの強さを賞賛する声が。一方で、商人ギルドの長・ザラにやり込められた真に対して「ザラの忠告は普通の商人だったら全てその通り、ぐうの音も出ない…」「この手の責めでちゃんと核心突いてくるの珍しいね」「真も商人としてやってる以上そちらのレベルも上げないとね」「おじさん、これアドバイスしてくれてるでしょ」と、ザラの言葉に納得する声が多く上がっていた。
『月が導く異世界道中 第二幕』次回は4月22日(月)よる11時よりTOKYOMX、BS日テレ他にて放送予定。
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