矢沢永吉の歌声を、24歳神声シンガーが“完全再現”　驚異の表現力に審査員「どんな人生を歩んできているんですかね？」

お笑いコンビ・チョコレートプラネットがMCを務める音楽バラエティー番組『熱唱！ミリオンシンガー』が4月8日に放送された。有名アーティストの歌声を完全再現し、感動を生む『神声シンガー』の栄冠を手に入れるため、異次元の実力をもつシンガーたちがステージに立った。

5人の審査員による採点で本人を再現すれば100点、さらに感動を与えられたら101点という基準で点数がつけられ、合計501点以上で『神声シンガー』認定となる。矢沢永吉の再現に挑んだのは永真（とうま）さん。以前番組に出演した際、同じく矢沢永吉の再現に挑戦し、『YES MY LOVE』で『神声シンガー』に認定された。さらにその放送後、この番組に出演したことがきっかけで芸能事務所からスカウトされたといい、再びの『神声シンガー』認定に期待が集まる。

今回永真さんが選んだ曲は、『SOMEBODY’S NIGHT』。発売から30年以上経っても色あせない、矢沢の魅力がつまった名曲だ。歌い始めると、24歳の体から飛び出る本家さながらの少ししゃがれた、そして力強い歌声がスタジオの面々を震わせる。圧巻のパフォーマンスにスタジオのテンションは最高潮。そこかしこから歓声が上がった。

長年多くのアーティストを見てきた審査員たちも、今井了介「痺（しび）れてます。24歳の子の表現力じゃない」、いくみ「どんな人生を歩んできているんですかね？」と大絶賛。その表現の深さにおどろきのコメントが相次ぐ。点数が発表されると、総計499点と、前回に引き続いての『神声シンガー』認定にはいたらなかったものの、絶賛のコメントをしていた今井は、完全再現を超えて感動を与えたとして満点の101点で評価。24歳の若き才能が驚異のポテンシャルを示した。

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写真提供：（C）日テレ