菊池風磨、富良野の閉校になる小学校でガチ授業 全校生徒10人からのお礼の作文に思わず…

2024.4.8 12:55

timeleszの菊池風磨が4月5日放送の日本テレビ『沸騰ワード10 伝説の家政婦志麻さんvs大食い芸能人&学校企画!菊池風磨のサプライズ授業2時間SP』に出演。この春閉校となる北海道・富良野市の小学校で子供たちに特別授業を行った。

以前番組の企画でタレントの王林が地元青森の学校で授業を行った際、芸能人に授業をしに来てほしい学校を募集したところ、全国から100校以上の応募が殺到。その中から、今年3月で閉校してしまう北海道の小学校と長野県の中学校に菊池が赴くことになったのだ。

1日で北海道と長野県の2校を回る超強行スケジュールではあるが、「僕偉そうなことは言えないんで、同じ目線でお話しできたらなと思いますけどね」と菊池の意気込みも十分。早朝の飛行機に乗って旭川へと向かい、そこから陸路で1時間かけて富良野へ。この時間を使って菊池は自分が向かう学校や授業をする子供たちの情報をきっちりと予習。プレッシャーを感じつつも「何か1個ぐらいはね、ちょっと迷ったときにお守りになるような言葉を…」と、菊池の気持ちも仕上がっていた。

訪問先である宇文(うぶん)小学校に到着した菊池は、まず今回応募してくれた武田先生と授業について打ち合わせ。先生のリクエストで菊池が行う授業のテーマは“挑戦”に決まった。

菊池の訪問を校長と武田先生以外誰も知らないという状況の中、こっそりと校内に入った菊池は一路生徒たちが集まっている教室へ。「こんにちは~!」と教室に入ってきた菊池の姿に「うえ~!?」と驚く児童たち。菊池は「杜碧(とあ)くん、会いたいって言ってくれてたもんね」「ごめんね奏楓(かなで)ちゃん、(奏楓ちゃんが好きな)川口春奈ちゃんじゃなかった…」と、一人一人の名前を呼びながらコミュニケーションをとっていく。実は移動中の車内で全校生徒10人の名前や情報を全て暗記していたのだ。

10人との距離も縮まったところで、いよいよ菊池の“挑戦”をテーマにした特別授業がスタート。菊池は「挑戦っていうのは“できたか”“できなかったか”これはどっちでもよくて、その先、成功した先、失敗しちゃったなと思った先をどうみんなが歩くかによって、この挑戦が成功だったか失敗だったかがわかる」と話す。真剣に聞き入る児童たちに、菊池はある自分の経験を話し始めた。

将来入りたい大学を見据えて中学受験をしたものの失敗し、希望とは違う中学校に通うこととなった菊池だったが、そこでできた友達と一緒に勉強したり遊んだりして楽しかったと当時を振り返った。中学2年から芸能活動を始めた時もその友達がサポートしてくれたという。そのかいもあってか無事友達と一緒に中学を卒業した菊池は「この学校でよかった」と思え、一見すると失敗のような経験も、突き詰めると自分にとってのステキな成功体験になったと語った。

さらに菊池は、うまくいかなかった後に自分が何を見つけられるか、さまざまな選択肢を積み重ねることで、当初思い描いていた“成功”を超えることもできる、と児童たちに語り掛けた。菊池の授業を受けて気持ちを新たにした児童たちは、それぞれ胸を張って自分の夢を語った。

最後に菊池の提案で全員体育館へ向かい、菊池と児童たち全員で「連続フリースロー入れることができるか?」に挑戦することに。ちょうど10人で2チーム組んで試合ができ、雪が降っても屋内で楽しめるバスケットボールがこの学校では大流行していたそうで、授業のテーマでもあった“挑戦”を実感する意味も込めて、全員でのフリースローチャレンジとなった。

まず児童たちが10人連続で成功するまでフリースローを続け、10人目が成功した時点でアンカー菊池のフリースローが決まればチャレンジ成功、というルール。そう簡単に10人連続とはいかないものの「いいとこ狙ってる!」「ドンマイドンマイ!」と菊池は声をかけ続ける。

挑戦開始から5分後、8人目まで連続成功するも、9人目が惜しくも失敗。すかさず菊池は全員を集め「今のすごい良かった!」と励ましつつ、円陣で気合を入れ直した。その5分後、最高記録となる9人連続で成功し、さらに次の10人目も成功。いよいよアンカー菊池の登場となった。そして菊池が投げた運命の一投は……弾かれそうになりながらも見事リングの中へ。一発で決める菊池の勝負強さを見せることとなった。

集まってきた児童たちと抱き合い「宇文小、最高!」と喜びを爆発させた菊池は「みんなすごいね!」と児童たちを褒め称え、「これが宇文小のきずな」「みんながいるから大丈夫と思って、10人のことを誇りに思って、また明日から挑戦する日々を一緒に歩んでいきましょう」と語りかけた。

宇文小での授業を終えた菊池は、児童たちに見送られながら空港へと向かった。東京から新幹線で長野に到着し、訪問先の中学校へと向かう車中、菊池はディレクターからあるモノを見せられた。それは児童たちから菊池へのお礼の作文だった。一人一人の作文に目を通した菊池は、目に光るものを見え隠れさせながら「依頼受けてよかったです」と語っていた。

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写真提供:(C)日テレ

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