山田邦子の伝説“レギュラー番組を約14本・最高月収1億&手渡し” 山里亮太「何度聞いても刺激的」と大興奮

2024.4.3 16:45

タレントの山田邦子が3月28日(木)放送の、日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)のゲストから人生を楽しく生きる極意を学ぶコーナー『楽しみ学』に生出演。

1980年代にバスガイドネタでお茶の間の人気者となり、その後お笑い番組『オレたちひょうきん族』や『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』など、レギュラー番組を14本もかかえ“唯一天下をとった女性ピン芸人”との呼び声も上がったほど。最近では、2022年・2023年の2年連続M-1グランプリの審査員を務め、審査のコメントが話題になるなど、再び話題となっている。

山田邦子

■伝説の月収

超多忙な80年代当時の山田の最高月収は、なんと“1億円”。「この話もういいよ、どの番組でもやりすぎてみんな知ってるから」と山田は笑いながらも謙遜(けんそん)する様子。それでもMCの南海キャンディーズ・山里亮太は「この伝説、聞いてるけど何度聞いても刺激的なんですよ」とキラキラした表情で熱く語った。

山田は「山ちゃん、いっぱい稼いでるのによく言うよ。めまいしそうなくらい働いてるでしょ?」と問いかけると、「そんなことないですよ。この数字のあとにいっても誰もなんともならないですよ」と山里も謙遜し、笑いに包まれた。当時の給料は手渡しでもらっていたと話す山田は「その頃だって振り込みがあったでしょうにね。なぜか全部手渡しだったので」とエピソードを披露した。

山里亮太

山里は「『オレたちひょうきん族』で一緒にやっていらしたメンバーとかすごいですよね?」と質問。山田は「みんなおじいさんになっちゃって」といじって大笑い。「短大生の頃から、テレビにチョロチョロ出ていたり、(短大生の頃は)タモリさんの番組が多かったんですよね。デビューしてみたら(ビート)たけしさん、さんまさん」と大御所と共演することが多かったと明かした。

山里が「そこらへんの人達に、めちゃくちゃかわいがられていたイメージがあります」と話すと、山田は「ピン芸人だったからね。学生の頃はコンビだったんだけど、(相方に)“幼稚園の先生になる”と言われてしまって。でも、バスガイドさんが当たったからさ。1人は使いやすいのよね。だからアシスタントで愛川欽也さんと共演とか、高島忠夫さんとか、桂文枝師匠とかと一緒に出演できるようになりました」と当時を振り返った。

伝説の“バスガイドネタ”をスタジオで披露

■夜にはわからなかった、街の素晴らしさ

1つ目の『楽しみ学』のキーワードは“朝4時に起きて観察的まち歩きを楽しむ”。

自宅がある新宿周辺を歩いていることもあれば「目標を作って築地まで歩いたら、朝ごはんを築地で食べたりとか」と話し、山里が思わず「どこから築地まで?」と質問すると、「新宿から!でも40分とか1時間以内かな。嫌になっちゃったらバスやタクシーに乗って帰ってくればいいわけで」と発言し、その移動距離にスタジオからは驚きの声が上がった。

“まち歩き”の目的は「人間を観察したりとか、あまり忙しい時にはわからなかったけど、“コーヒーショップってすごい早く開いているんだな”とか、サラリーマンさん達はやっぱり黒いコートばっかり買うんだなとか。楽しいですね」と語った。

また、釣りが趣味の山田は「釣りに行く時が一番早く起きるかな。この間も鬼越と(釣りに)行ったら、りょうちゃんの方(坂井良多)がすぐ船酔いしちゃって」とお笑いコンビの鬼越トマホークとの交流を明かした。

山里が「鬼越と遊んでいるんですか!?不思議な関係ですね」と驚きを率直に伝えると、山田からは「悪い?(笑)なんで~?」と逆に困惑した様子。「後輩はいっぱいいるから全員かわいがるわけにはいかないけどさ、鬼越が“邦ちゃん、邦ちゃん!”と言ってくれるから」と笑顔を見せた。さらに「私が2人の家まで迎えにいってあげました」と面倒見の良さが垣間見られた。

山田邦子

昔は夜遊びが多かったと明かした山田は「ジャズバーに行けば(ビート)たけしさんがいるとか、松田優作さんが飲んでいるとか、そういうメンバーとワーワーやっていたんだけど、振り返ってみると夜には何もないね。ただの夜更かし。朝の方がたくさん良いことがあることがわかりましたね。“あ、花が咲くんだな”とか“いい天気だな”とか、“あ、10円拾った”とか」と朝活で気づくことがあるとオススメした。

山里が「邦子さんなんでいまだにいろいろなものに興味を持てるんですか?」と聞くと、山田は「あなたたちが(テレビで)紹介するような、温泉や食べ物のお店に結構行ってみるわけよ」と気になったらすぐに行動すると話した。しかし気になる場所が多いがゆえに「スケジュールがすごく大変。この時に“ここ行けるかな?”とか“ワープできるかな”とかやってる(調整している)」と明かした。

山田邦子

■一年中食べている大好きな食べ物

2つ目の『楽しみ学』のキーワードは“60年以上寝ても覚めてもスイカに夢中”。

『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』から応援してくれている方はスイカ好きなのを知ってくれているといいう。山里は「昔、原宿にタレントショップがいっぱいあった時って、邦子さんのグッズは全部スイカでしたもんね」と山田のスイカ愛を代弁。

家の中はシンプルにしてあまり飾っていないというが、自宅のトイレにはスイカグッズをたくさん飾っており「いただくんですよ、お皿やベッドカバーとか」と明かし、この日の衣装のネックレスもスイカモチーフを身に着けていた。

そして、“ひとりじめ”したくなるおいしさから名前が付けられた熊本県産の小玉すいか『ひとりじめ』を持参しDayDay.メンバーにふるまった。山田は「糖度が14度くらいで、小さい方が冷蔵庫に入りやすいから人気がありますね。スイカは白いところに栄養があるのでガリガリ食べて!」と食べ方までオススメした。

山田オススメのスイカ『ひとりじめ』を食べる山里亮太

さらに、意外なスイカの皮の使い方を紹介。山田は「大きいスイカの中身をくり抜いて、被ったらぴったりなのよ。冷蔵庫で冷やしてから被ると360度頭が冷えるんですよ。すっきりする」と伝授するとスタジオから笑いが起こった。MCの武田真一も「ギャグでやってらしてるわけではなく?」と驚きを隠せない様子。山田は「本当なの!うそじゃない(笑)」と必死に否定した。

山田邦子、武田真一

最後に、久しぶりに再会したこの日の出演者・浅香唯とのエピソードが。浅香は「邦子さんに口紅をいただいて。大人の化粧品を使ったのは、その口紅が初めてだったんです」と告白。山田は「2人しかあげたことないの。もう1人はヤワラちゃん(谷 亮子)なの」と笑顔で答え、浅香も喜びを隠せない様子だった。

【出演情報】
舞台「CHICACO 2024」
2024年3月29日(金)~4月7日(日) 中目黒キンケロ・シアター

写真:©entax

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