父から息子へメガホンをバトンタッチ…シリーズの正統続編『ゴーストバスターズ／アフターライフ』

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

3月29日は日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、2021年公開の『ゴーストバスターズ／アフターライフ』が地上波初登場。

本作は、ニューヨークに住む 3 人の科学者を主人公とした大ヒットSF エンターテインメント『ゴーストバスターズ』と『ゴーストバスターズ2』の3 作目となる続編（その間にリブート作品 1 作が公開）で、前作から30 年以上も経ってから製作されている。かつての主人公たちの娘や孫たちが登場し、ゴースト退治に挑む…！

本作『ゴーストバスターズ／アフターライフ』の監督であるジェイソン・ライトマン監督は、
1984年公開の『ゴーストバスターズ』、1989年公開の『ゴーストバスターズ2』の監督、アイヴァン・ライトマンの息子。まさに文字通り「DNA を受け継ぐ」作品となっているのだ。

息子のジェイソン・ライトマン監督は映画の製作時、『ゴーストバスターズ』シリーズが何なのかということに加え、父親がこの映画をつくったときにどんな人間だったのかを理解しようとしたという。登場人物のフィービーとトレヴァーが自分たちのルーツを知ろうとしているように、1人の人間として父親を理解しようとしたのだとか。

一方、父のアイヴァン・ライトマンは、この作品の脚本を読んだとき、その出来に思わず泣いてしまった。「1作目のスピリットと楽しさをとらえた脚本」だと感じ、息子に心から感謝したらしい。

さらに、最終章を読んだときは、大勢の人間にたくさんのゴースト、広大なスペースに色々なものや動きやアクション、その全てをサスペンスと感情とコメディを保ちながらまとめあげていかなければいけないことに、一体どうやってこれを成功させるのかと思ったという。しかし、試写会で見た作品は素晴らしく、息子の凄さがわかったと公開当時に語っている。

3月29日からは、真夏のニューヨークを一瞬で凍らせる最強ゴーストに立ち向かうため 新旧バスターズが集結するシリーズ最新作『ゴーストバスターズ／フローズン・サマー』
が劇場公開。そちらを楽しむためにも、この前作もぜひおさえておきたい。

【ストーリー】
家賃の滞納でアパートを追い出されたキャリーが、娘のフィービーと息子のトレヴァーを連れオクラホマ州・サマーヴィルの農場にやってくる。そこにある屋敷は科学者だったキャリーの父が遺した場所で、ホコリをかぶったハイテク装置が置かれていた。祖父譲りの科学オタクのフィービーは、その奇妙な装置に興味津々。それと同時に部屋の中ではチェスの駒が勝手に動き出すなど不可解な現象が起きる。フィービーのクラスの教師で地震学者のグルーバーソンによると、サマーヴィルでは原因不明の地震が頻発しているという。

ある日の夜、祖父の家に遺されていた機械が光りはじめる。光に導かれ床下を開けたフィービーは、謎のアイテムを発見する。グルーバーソンによると、それは80年代にNYで活躍したゴーストバスターズが使っていた、ゴースト退治のアイテムだという。

フィービーの祖父は、悪霊のゴーザを退治したゴーストバスターズの一員だったのだ！祖父がゴーザの復活を阻止するために戦っていたことを知ったフィービーは、祖父の遺志を継いでゴーストに立ち向かう決意をするが…！

『ゴーストバスターズ／アフターライフ』（2021）
監督/脚本：ジェイソン・ライトマン
脚本/製作総指揮：ギル・キーナン
製作：アイヴァン・ライトマン
出演 （）内は声の出演、※は英語版
フィービー：（上白石萌歌／※マッケナ・グレイス）
キャリー：（朴璐美／※キャリー・クーン）
トレヴァー：（梶裕貴／※フィン・ウルフハード）
ポッドキャスト：（高山みなみ／※ローガン・キム）
グルーバーソン：（木内秀信／※ポール・ラッド）
ラッキー：（日笠陽子／※セレステ・オコナー）
ゴーザ：（渡辺直美／※エマ・ポートナー）
ジャニーン・メルニッツ：（安達忍／※アニー・ポッツ）
イヴォ・シャンドア：（仲野裕／※J・K・シモンズ）

写真提供：（C）日テレ