三田明 52年前、ハイジャックされた飛行機からの脱出…その時、“先輩スター”が見せた生き様とは

昭和の大歌手・三田明が26日放送の『ザ！世界仰天ニュース』に出演。自身も巻き込まれた1972年の日航機ハイジャック事件について振り返った。

歴史的な事件となった、1972年の「日本航空351便ハイジャック事件」。当時すでにスターだった三田は、同じく昭和の大スターで三田にとっても先輩であった江利チエミとともにこの便に搭乗していたという。番組で流れる再現VTRを見て当時の体験を振り返るなかで、三田は人質となっていた乗客たちが脱出した際のエピソードを明かした。

犯人の目を盗み、警察が滑走路に降りた乗客たちをバスに乗せ避難させようとするなか、江利チエミは三田がバスに乗ろうといっても応じなかったのだそう。「芸能人はね、こういう時は最後。みなさんを乗せてから行くんだよ。自分たちは愛されてる芸能人なんだから」と言い、一般の乗客を優先させバスに乗せたのだという。

スタジオの他の面々も、そのカッコよさに思わずため息が出る。また江利は機内から脱出する際、銃を持った犯人を目撃していたよう。自分の命に危機が迫りかねない状況でも、自身の信条を曲げなかったことが分かると、笑福亭鶴瓶は「かっこいいなあ」と称賛していた。

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写真提供：（C）日テレ