Superfly 4年半ぶりのアリーナツアー 圧巻のパフォーマンスで閉幕

2024.3.27 16:15

2023年末に『第74回NHK紅白歌合戦』で迫力の生パフォーマンスで元気な姿を見せた Superflyが、2月の名古屋を皮切りにスタートした約4年半ぶりのアリーナツアー『Superfly Arena Tour 2024 “Heat Wave”』、3月20日・21日のさいたまスーパーアリーナ 2daysにて幕を降ろした。同ツアーは2019年のアリーナツアー『Superfly Arena Tour 2019 “0”』以来、約4年半ぶり。2023年6月から開催を予定していたが、越智志帆の喉の不調により残念ながら全公演中止となった。多くの困難を乗り越えて開催された本ツアーはSuperfly越智志帆の思いはもちろん、長年この時を待ちわびたファンの思い、ステージを創りあげてきたバンドやスタッフなど多くの人の様々な思いが詰まった記憶に残るツアーとなった。

最新アルバム『Heat Wave』を引っ提げたアリーナツアーということで、“ダイナマイト”“Farewell”“春はグラデーション”など、最新アルバム『Heat Wave』収録の楽曲を中心に、TBS系日曜劇場『下剋上球児』の主題歌“Ashes”や、“Alright!!”、“Beautiful”、“愛をこめて花束を”、”やさしい気持ちで”など、Superflyの珠玉の名曲を含めた全21曲を披露。

力強いロックナンバー”ダイナマイト”で幕を開けた今回のアリーナツアー。”Alright!!”では“Oh Yeah”の掛け声とともに会場中が拳を天に突き上げ、ボルテージは一気に最高潮に。さいたまスーパーアリーナが一気にライブハウスへと一転、瞬時にSuperflyの世界へと誘っていく。「皆さん、こんばんはSuperflyです!今日はファイナルです。皆さん来てくれてどうもありがとうございます!でも、あっという間すぎで全然ファイナルという実感がないままここにきてしまったんですけども、本当は昨年の夏に15カ所くらい廻る予定だったんですけど、私がちょっと体調を崩してしまい延期となり2月・3月とまわらせていただきました。スケジュールをあわせてくれて、今日という日を選んでくれたことが本当にうれしくて胸がいっぱいです」と志帆が言葉を届けると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。

ライブ終盤では「4年半もお待たせしてしまったので、今日はぜひこの日の思い出を持ち帰って欲しい」という志帆のMCから、”愛をこめて花束を”、“春はグラデーション”では初となるライブ撮影OKのコーナーや、名曲”愛をこめて花束を”では、2007年リリース”愛をこめて花束を”のCDジャケットでまとっているヘッドピースをはじめ、10周年記念ライブのステージ装飾など幾度となく協働してきたフラワーアーティストmichiko氏によりこの日だけのためにアレンジしてもらった花束を持ってのパフォーマンス。歌の最後にはその日に来場した幸運の1名へその花束をプレゼントするなど、Superfly史上初の試みが盛りだくさんのライブとなった。

撮影:森好弘、渡邉一生

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