『DASHバーガー』“和牛の原点”ともいわれる肉を部位ごとに食べ比べ…世界一のため松島&草間が選んだパティは?
2023.3.25 11:10TOKIOの城島茂、Sexy Zoneの松島聡、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が3月24日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。世界一のハンバーガーに使うためのパティについて研究を重ね、目指す方向性を確定させた。
世界一のハンバーガー作りを目指す新企画『DASHバーガー』。前回メンバーはハンバーガーの有名店を訪れ、パティの研究を始めていたが、国産の和牛にこだわることは決めたものの、どの部位を使ったどんなパティにするかはまだ決まっていなかった。そこでアドバイスをもらうため城島と松島は有名な精肉卸店『ヤザワミート』直営の『白金矢澤精肉店』(東京都・麻布)を訪ねた。
『ヤザワミート』の仕入れを担う、肉のスペシャリスト・東海林さんに用意してもらったのは、肉の部位ごとに作った5種類のビーフパティ。2人は早速それぞれの部位ごとに食べ比べしてみることに。ここで松島が意外な才能を発揮する。スネ肉を食べた時は「弾力がある感じ。かめばかむほど味が出てくる」、ヒレ肉を食べると「ホロホロとほどけるような…さっぱりしてる。脂がちょっと少なめ」、肩ロース肉の場合は「バランサーですね。ソースで遊べる」と的確なコメントを連発。
さらにスネ肉と肩ロース肉を食べ比べて何かに気づき「最初に食べてすぐに(味が出て)来るタイプと、あとからめちゃくちゃ香りと共に味が出てくるタイプと…ハンバーガーで求められてるものを達成されてる感じがします」と完ぺきすぎるコメント。横で聞いていた城島も「きみ、あんまりハンバーガー詳しくない言うて…きみスゴいな!」と驚きの表情。東海林さんも松島のコメントに「おっしゃる通りです」とうなずき感心していた。幼いころから肉よりも魚派だったという松島の場合、肉を食べ慣れていない分、肉に対して子どものように敏感な味覚を持っているようだった。
そんな松島の舌をもってしても「(部位を)絞れないです」というほど奥の深いパティ作り。部位だけでなく肉の品種や産地まで、選択肢は山のようにある。ここでスペシャリストの東海林さんから「兵庫県の但馬牛は和牛の原点」とのアドバイスが。全国各地の黒毛和牛の元祖ともいえる但馬牛について調べるため、松島とリチャードの2人が但馬牛の産地へと向かった。
2人が訪れたのは、但馬牛を生育する兵庫県西脇市の『川岸牧場』。牛舎の中にモーツァルトの曲を流して牛をリラックスさせる、適度にブラッシングをすることで血行を促進し牛のストレスを軽減させるなど、生育環境にもこだわったり、生育年齢に合わせてエサの種類を変えたりして最高級の但馬牛を出荷している。
牧場見学の後、2人は但馬牛を部位ごとに食べ比べて研究。肉に敏感な舌を持つ松島は肩ロース肉を食べ「ほのかに甘い」「余韻が残るっていうのがわかります」とここでも鋭いコメント。スネ、モモ、シャトーブリアン(ヒレ肉の中心部)と食べていき、最後に食べたのはお尻の部位であるイチボ。松島は「いま食べてきた部位の、良い所どりしました!って感じの味がします」とそのおいしさに感動しつつも「でもこれ…強すぎますかね?」と、パティにした時の個性の強さを懸念する。リチャードも「ハンバーガーってなった時に、ここ(パティ)だけが主張したらアカンやんか…」と頭を悩ませる。
さらに2人はいま食べた5種類の部位で作ったハンバーグを食べ比べ、ハンバーガーに適した部位を探ることに。そして“パティの天才”松島は「肩ロースとスネ、やばいです」「(スネの)肉々しさと(肩ロースの)脂身、脂の出方がマイルドにしてくれる」と1つの結論にたどり着いた。リチャードも「ソースがなじみそう」とこの意見に同意。この2種類を組み合わせたパティで世界を目指すことになりそうだ。
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