『僕の心のヤバイやつ』堀江瞬・羊宮妃那も衝撃の“原作タイトル案”初だし『僕は〇が…』最終回超先行カットも解禁！

2024.3.24 18:30

3月24日（日）世界最大級のアニメの祭典『AnimeJapan 2024』が東京ビッグサイトで開催され、4月から放送スタートするTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』の最終回直前スペシャルステージが行われた。ステージには声優の堀江瞬、羊宮妃那（ようみやひな）、監督の赤城博昭、テレビ朝日プロデューサーの遠藤一樹が登壇。トーク企画では、最終回直前の今だから話せるマル秘僕ヤバトークや、誕生日お祝い企画のクイズに答えた。さらに最終回の場面カットが解禁された。

本作は、『マンガクロス』（秋田書店）で連載中の、桜井のりおの最新作。コミックス累計発行部数は400万部を突破し、『このマンガがすごい！オトコ編』では2年連続ランクイン、『次にくるマンガ大賞 2020Web マンガ部門』でも1位を獲得する等の超話題作。陰キャで中二病の中学生・市川京太郎（声：堀江瞬）と、美少女で天真爛漫な山田杏奈（声：羊宮妃那）が繰り広げる青春初恋コメディ。

◆最終回直前の今だから話せるマル秘僕ヤバトーク

本作は、3月29日で最終回を迎える。そこで、最終回直前の今だから話せる、“マル秘僕ヤバトーク”企画が。登壇者一人ずつ印象的なシーンを発表し、映像と共に物語を振り返りながら、マル秘トークを語った。

――堀江瞬（市川京太郎役）　kart14『僕は大人のなりかけ』

堀江が選んだのは、第14話の市川京太郎が声変わりをし、山田杏奈がうらやましがるシーン。

堀江は「一番は、市川役に受かったってお話を聞いて、改めて原作を読んだ時に、この声変わりのシーンってどうするんだろうってずっと思っていて。声優さんが変わったりするのか、もし自分が演じるとしたらその表現をどういう風にしたらいいんだろうって疑問として膨れ上がって。そこが不安で。ずっと裏で平泉成さんの声の練習をしていました（笑）」と役作りの裏話を明かした。

――羊宮妃那（山田杏奈役）　kart16『山田は僕を』

羊宮が選んだのは、先輩・南条ハルヤから市川京太郎を「さようならっ」と言って引き離すシーン。

羊宮は「（山田）杏奈ちゃんを演じるにあたって、杏奈ちゃんの気持ちを理解しようってすごく向き合ってるんですけど。このシーンに関しては、逆に向き合わないようにしないといけないなって。“さようなら”って言葉が好きでも嫌いでもない人ということで、そこがすごく難しくって。現場で片手では収まらないくらい（アフレコを）しました」と台詞に苦戦したと語った。

◆市川京太郎&山田杏奈誕生日お祝い企画

そして、3月26日（火）は市川京太郎と羊宮の誕生日ということで、『桜井のりお先生から挑戦状』と題し、正解するとプレゼントがもらえる、誕生日企画のクイズが行われた。

Q. 当初、『僕の心のヤバイやつ』というタイトルではなく、2つ案があった。その1つはなんでしょう。

ヒント：『僕は〇が〇〇〇〇』、作中の序盤のセリフ

羊宮はヒントで気が付き、「あ！わかりました！」と笑顔を見せ、「僕は頭がおかしい」と答えた。みごと正解となったこのタイトルは、冒頭の市川京太郎のセリフで、実はタイトル案だったことが明かされた。羊宮が「これタイトルを略すならどうなる？」と聞くと、MCが「…あたおかですかね」と答え、会場は笑いに包まれた。

そして、イベントの最後に最終回の放送に先駆け、“放送直前ビジュアル”が解禁された。

先行カットのみどころについて赤城監督は「この前（最終回の）ダビング作業をしていて。終わってちょっと…ポロリと涙が出ちゃいました」と思い入れのある表情を浮かべた。最終回がどのシーンで終わるのか予想していた堀江が「修学旅行で終わるのは前から決まっていたんですか？」と質問。「（前々から）決まっていて。桜井先生も寄り添ってくれました」と赤城監督が答えると、遠藤プロデューサーが「いい形でアニメの最終回を迎えられるようにいろいろ原作サイドともご相談をさせていただいて。皆さん楽しんでいただけるラストになってるんじゃないかなと思います！」と観客に目を向けた。さらに「こちらのカットは…一昨日上がりたてほやほやです」と明かすと、羊宮からは「すごーい！」と驚きの声が上がり、観客からも大きな拍手が起こった。

＜最終回超先行カット＞