桐谷健太&瀬戸康史の“並走シーン”はあの名作ドラマへのオマージュ? 振り返れば作品の随所にも…『院内警察』第10話

2024.3.19 18:45

毎週金曜よる9時からフジテレビ系にて放送中のドラマ『院内警察』。3月15日の第10話では、これまで“因縁”の関係にあった武良井治(桐谷健太)と榊原俊輔(瀬戸康史)がまさかの協力関係に。武良井が長らく追っていた“治験の闇”へ二人そろって迫っていく様子には、視聴者からも「共闘激熱」「これこれこのバディ感まってた」「敵が味方になる瞬間ってバチバチにかっこいいよな…」と多くの反響があった。そんななかでも特に注目されたのが、“事件の鍵”を握るある患者の手術へと向かうシーン。黒のコートを着た武良井と白衣を着た榊原が並走するカットが続くと、これは約30年前に放送されたドラマ『振り返れば奴がいる』へのオマージュではないかと話題になった。

1993年にフジテレビにて放送された『振り返れば奴がいる』は、派閥抗争などが巻き起こる「天真楼病院」を舞台とした医療ドラマで、性格の対照的な二人の医師 司馬江太郎(織田裕二)と石川玄(石黒賢)の戦いを描く物語。テーマ曲にはCHAGE&ASKAの『YAH YAH YAH』を採用し、脚本を『THE 有頂天ホテル』(06年)、『ザ・マジックアワー』(08年)などの三谷幸喜が担当した。

この『振り返れば奴がいる』のオープニング映像では、黒コートの司馬と白コートの石川が並走するシーンがスローモーションで映し出される。対立する二人の関係性に加え、衣装の色合いも対比されているなどの点から二つのドラマを重ねた視聴者が多かったようだ。SNSでは「振り返れば奴がいるのオマージュ…?」「振り返れば奴がいる的な演出」「振り返れば奴がいるって感じだな それにしてもアツい」と、作品を知る多くのファンが盛り上がりを見せていた。

振り返れば、劇中の随所に“白と黒の対比”が見られた

また他にも「『屋上で白い医者と黒い医者が話す』というシーンだけで振り返ればヤツがいる」「メスを握れない外科医…30年前にも居たよ『振り返れば奴がいる』っていうんですけど…」などの声があり、今回の並走シーン以外にも『振り返れば奴がいる』を彷彿とさせる設定やシーンが随所に見られたようだ。

次回3月22日の放送でいよいよ最終回を迎えるドラマ『院内警察』。今話のラストでは榊原から、武良井の亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)が実は“自殺”で亡くなっていたという驚がくの情報が明かされたが、果たしてどのような結末を迎えるのか…。

懸命に美咲を看病していた武良井 第10話予告映像では「自殺するはずがない!」と叫ぶ様子も見られたが…

『院内警察』毎週(金)21時~21時58分
出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親 他
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

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写真提供: (C)フジテレビ/共同テレビ

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