CHEMISTRY、新曲&大ヒット曲生歌披露 デビュー23年の信頼関係と進化し続けるハーモニーで魅了
2024.3.19 17:05CHEMISTRYが3月6日(水)日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)の『boom boom!』コーナーに初の生出演。最新曲『Play The Game』と2001年大ヒットバラード曲『You Go Your Way』を生歌披露。さらに、極上のハーモニーをMCの武田真一・山里亮太に伝授した。そして、entaxでは出演直後にインタビューを行った。
CHEMISTRYは堂珍嘉邦、川畑要によるヴォーカル・デュオ。テレビ番組『ASAYAN』の男子ヴォーカリストオーディションで約2万人の候補者の中から選ばれ、ヴォーカル・デュオ“CHEMISTRY”として、2001年3月7日にデビュー。『DayDay.』に出演した翌日、2024年3月7日でデビュー23年を迎えた。
◆『You Go Your Way』生歌披露
この日は2001年にリリースされた大ヒットバラード曲『You Go Your Way』の生歌披露からスタート。最近、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』でスペシャルなアコースティックアレンジを披露し、20年以上経っても色あせない名曲と、進化した歌声が話題となり、500万回再生を突破している。
歌唱スタンバイに入ると、おのおの静かにイヤモニや呼吸を整える姿が。アイコンタクトなど2人での調整は歌唱直前に最小限。2人の空気感がデビュー23年を迎える、長年築いた信頼関係や歴史を感じさせ、『You Go Your Way』の生歌披露がスタート。
生歌披露を終えると、唯一無二と言われるCHEMISTRYにしか出せない極上のハーモニーに、スタジオは拍手に包まれた。MCの武田真一は「お2人の声が融合する、溶け合うというか。こんなに人の声って心地いいんだって感じました」と胸を打たれたと称賛。
そして、今年デビュー23年を迎えるCHEMISTRYにMCの南海キャンディーズ・山里亮太が「長く続ける秘けつは?」と質問すると、2人は「なんだろうね」と目を合わせた。堂珍は「要所要所でアイコンタクトを交わすことが…大切なんですかね」と答え、川畑も「お互いソロ活動をやっていた時間もあったので、そういうのも良かったんじゃないかな」と“CHEMISTRY”だけではなく“堂珍嘉邦”、“川畑要”としての時間も大切にすることで長続きしていると語った。
◆ヴォーカル・デュオが2組!?CHEMISTRYがコーチに…
そして、CHEMISTRYが番組でやりたいこと“武田と山里のハーモニーを聴きたい”とトーク企画へ。川畑が「今デュオが並んでるので…ダブルデュオで(笑)」と笑いながら提案すると、「2人…それは悪いよ!こんな奇麗なハーモニーの後におじさん2人が歌うのは」と山里はアタフタ。しかし武田は「僕らでも上手くできるコツがあるんですか?」と前のめりで質問。「乗り気なんかい!」と山里が突っ込み、笑いが起こった。
武田と山里は、2003年にリリースされた『My Gift to You』の「愛してる」のフレーズで、ハーモニーに挑戦。その前にCHEMISTRYがお手本を披露。
すると、堂珍から「難しいね」とまさかの発言が。山里は「えっ!?」と動揺しながらも、武田は川畑から、山里は堂珍から指導を受け、「惜しいですね」などとCHEMISTRYによるぜいたくなコーチングが始まった。
そして、“武田・山里デュオ”としてハーモニーに挑戦。「あ~い~し~て~る~♪」と真剣に音を合わせる2人に川畑は「合ってますよ!」と驚き、堂珍は「途中まで!途中までいけてました(笑)」と称賛し、スタジオから拍手が。山里が「(“る”のところで)途中で壁にぶつかった」と明かすと、堂珍から「愛してない感じになっちゃいましたね(笑)」、川畑から「愛してください(笑)」と突っ込まれ、笑いに包まれた。
◆最新曲『Play The Game』生歌披露
そして、2曲目の生歌披露へ。この楽曲は、『J SPORTS STADIUM2024』の野球中継テーマソング”に抜擢され、ミュージックビデオの中にも野球のエッセンスがふんだんに盛り込まれた内容に。強力なグルーヴのディスコ、ファンク系のアレンジに、CHEMISTRYならではのハーモニーが重なった、アップテンポで疾走感や爽快感のあふれる楽曲。作詞は堂珍と川畑も参加し、「勝ち負けももちろん大事だが、恐れずに飛び込んでいこう」という背中を押すようなメッセージが込められている。
1曲目と違い、アップテンポなメロディーと迫力のある歌声にスタジオは大盛り上がり。武田は「歌うとか音楽ってこんなに楽しいんだ!って伝わってきました」と笑顔で称賛し、山里は「走ってる時とか、もうちょっと追い込みたい時に聴くとテンション上がって良いですね!」と歌詞に込められた思いに共感した。水曜メンバーのアンジャッシュ・児島一哉は「めちゃくちゃかっこよかった!これを…今から2人がやるの?」とトーク企画の“武田・山里デュオ”に触れ、山里が「できるわけがない!」と突っ込み、笑いを誘った。
最後に堂珍と川畑から「今日がミニアルバムのリリース日なんですけども。今、ツアー中です。ぜひ遊びに来てください」とメッセージを送り、コーナーを締めくくったと思いきや、川畑から「めっちゃ楽しかったです。ぜひお2人練習してもらって…」と武田と山里へのスパルタコーチぶりを見せ、笑いを誘った。
◆番組出演直後、entaxがCHEMISTRYに独占インタビュー
――初出演となった『DayDay.』はいかがでしたか?
堂珍 前番組の『スッキリ』でも、CHEMISTRY再始動の時に呼んでもらっていて。だから今日はめっちゃありがとうございます!っ感じでした。
川畑 2曲も歌わせてもらってありがとうございます。『You Go Your Way』と新曲の『Play The Game』、曲の感じは全く違うので、朝からライブをできた感じがして楽しかったです。
――武田さん、山里さんの「愛してる」のハーモニーはいかがでしたか?
堂珍 あの~…ね(笑)
川畑 武田さんは2回目からちゃんと合ってたの!山里さんは、ね(笑)山里さんは最後の一音が素敵でした。昇天してたね(笑)
堂珍 どっかいってたね(笑)僕らもちゃんと音を取って歌えば良かったんだけど、僕らも怪しかったよね(笑)。
川畑 あれ急に言われてできないよね!
堂珍 それが悔しくてしょうがないです!
川畑 意外と「愛してる」の部分だけ切り抜くの難しいんですよ。あの前にフレーズがあるので、いきなり「愛してる」からかってね。
堂珍 ごめんごめん、僕も上のメロディーから歌えば良かったね。
――リベンジお待ちしています!
堂珍 そうですね!またお願いします。
川畑 次は完璧にやります(笑)
――新曲『Play The Game』の作詞に参加された際、大事にしたことは?
川畑 野球のテーマソングでもあるので、選手の気持ちを考えながら…。僕はトレーニングするのが好きなんですけど、選手の試合じゃない時の体づくりの時とか結構孤独との戦いだったりすると思うので、チームのためにやったり自分のためにやったり。そういう気持ちを少しでも書けたら良いかなと思って、キーワードを出していきました。
堂珍 スポーツは勝ち負けも大事だけど、挑んでいく時のメンタルが曲を聴いて上がってくれたら良いなと思いながら書きました。前向きなことばっかりじゃなくて、ストーリーをきちんと描きたかったので、日が当たらない場所のことを言葉で並べられたら良いなと思いました。
――『Play The Game』に込められた「勝ち負けももちろん大事だけど、恐れずに飛び込んでいこう」というメッセージにちなんで、最近恐れずに飛び込んだことはありますか?
川畑 ちょっと前にはなるんですけど…40歳越えてから大型バイクの免許を取りました。教習所に通うことがなかなかの勇気がいりました、正直。取りたい子たちは若い子が多いから。そこに飛び込んだのはまた一歩進めたなって思います。全部自分で予約を取って、通いました(笑)
堂珍 今ツアー中なんですけど、ステージに上がるのはやっぱりスイッチ入るじゃないですか。飛び込むって意味ではステージですね。あとは、スカイダイビングをやりました。落ちるまでがめっちゃ怖かったです。
――ミニアルバム『BLUE CHEMISTRY』について、曲の構成なども参加されましたか?
川畑 コンセプトから僕ら2人とプロデューサーと、チームで決めていきました。ちょっと大人っぽさだったり、ジャズだったり。そういったイメージの中で、カバー曲はジャズに寄せたアレンジになっていたり。新曲はタイプの違う2曲が入っているので。内容的には色々楽しめて、面白い内容じゃないかな。久しぶりのミニアルバムでもあったのでそこを楽しんで聴いてもらえたらうれしいなと思います。
――現在開催中の『CHEMISTRY ホールツアー2024 「BEGINS」』について、ポイントは?
川畑 来て欲しいですね!CDで聴くものと、生で聴くものは全く別物だと思うので。生きた音楽というか、リアルを体験して欲しいです。
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
堂珍 今ツアー中なんですけども、二世代に渡って来ていただいたりもしていて。もう本当に幅広い世代の方々がCHEMISTRYのライブに来てくれているので、全然抑えずに、飛び込んで来てください、ぜひ遊びに!
川畑 僕も本当にライブにみんな来て欲しいなと思っています。すごい世代も広がっていて。僕らはもちろん歌がメインですけど、MCとかも意外と評判良いみたいなので(笑)多分聴いているイメージと違うんでしょうね(笑)僕らの見た目と音だけで感じるCHEMISTRYじゃない部分がライブにはあると思うので、そういうところも楽しみに来てもらえたらうれしいです。
――「意外と」と仰られましたが、番組でのトークも面白かったです!
川畑 本当ですか!?(笑)ああいう感じなんです、MCでは特にテーマを決めずにいつも話しています。ぜひ遊びに来てください!
【リリース情報】
ミニアルバム『BLUE CHEMISTRY』発売中
【ライブ情報】
CHEMISTRY ホールツアー2024 「BEGINS」開催中
【CHEMISTRY Profile】
堂珍嘉邦、川畑要によるヴォーカル・デュオ。
テレビ番組『ASAYAN』の男子ヴォーカリストオーディションで約2万人の候補者の中から選ばれ、ヴォーカル・デュオ“CHEMISTRY”として、シングル『PIECES OF A DREAM』で2001年3月7日デビュー。1stシングルが16週連続TOP10入りという驚異的なロングセラーを記録しミリオンヒット。1stアルバム「The Way We Are」は300万枚を記録。同年、NHK紅白歌合戦に初出場するなど、“CHEMISTRY”はヴォーカル・デュオの代名詞となり、CD総売上枚数は1,800万枚を誇る日本を代表するアーティストとなる。2012年4月に活動休止を発表し、堂珍嘉邦はソロライブやミュージカルに挑戦、川畑要は名だたるアーティストとコラボ曲を発表するなど、それぞれのフィールドで活躍。そしてソロ活動でパワーアップした2人が、2017年3月に約5年ぶりに待望の活動を再開。フルオーケストラ公演やDa-iCEと世代を超えたコラボなど、様々なチャレンジを通してさらなる化学反応を起こしている。2024年3月7日にデビュー23年を迎えた。