田中みな実　60万部を売り上げた写真集「元々そんなに乗り気ではなかった」　“ほぼ裸”撮影の本音を告白

俳優でフリーアナウンサーの田中みな実が16日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。2019年に発売され、現在までに60万部を売り上げている1st写真集『Sincerely yours…』の秘話を明かした。

今回の旅で写真集の撮影地、スペインのバルセロナを訪れた田中は、「元々そんなに乗り気ではなかったというか、ずっとお断りしていて。“私に何の需要があるのかわからない”から」と当時の心境を振り返り、写真集を出しても売れないと予想していたことを告白。

そして、最初の撮影地となった洋館に足を運び、表紙の写真を撮影した椅子を見つけると、「ここのものが表紙になると私も思ってなくて、本当にファーストカットでしたね」と明かし、「この写真集自体をとても話題にしていただけたので、なんか私じゃないみたいな感じがします」と懐かしんだ田中。

さらに「このタイル。ここに寝そべって撮ってる写真もあって」と床に触れた田中は、「“ほぼ裸（ら）”で。本当にすごい冷たかったんだけど、その冷たさすらも感じないくらい、多分とても集中してたのかなと」と振り返り、1枚1枚の写真に対する大切な記憶を回顧。

実はスタッフとはおおよそ初対面にも関わらず、“ほぼ裸”のカットもあるかなりハードルの高い写真集撮影。「何かあの時、“やるからにはやろう”みたいな気持ちはあったんですけど、写真集1冊私だから逃げ道ないんですよね」と、撮影に至るまでの葛藤を思い返した田中は、「“売れなかったら恥をかく”とか、“またいろいろ言われるんだろうな”とか。全然自信がなくて、自分に」と本音を吐露。

“うまくいかなかったらどうしよう”とずっと考えていたというが、「でも、ここまで来て“恥ずかしい”はないから、“もう何でもやります”って言って、ザバーって脱いでやった気がしますね」とその日を境に自分が変わったことを明かした。

「今、“同じ事やって”って言われても絶対無理」と笑顔で振り返った田中は、「“もうこれ以上のものができない”っていうくらいのものが出来上がったら、私の人生において悔いはないなって思って」と、生涯一冊と決めた写真集に全力で挑んだことを打ち明け締めくくった。

写真提供：（C）日テレ