田中みな実　ファンは9割女性… “支持される理由”を自ら分析すると意外な等身大の理由が？

俳優でフリーアナウンサーの田中みな実が16日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。表現者としての葛藤を明かした。

2009年からTBSのアナウンサーとして活躍していた田中。意外にも、アナウンサーを志すようになったのは、大学に入ってからだといい、「自分がテレビに出る仕事するって全く思ってなくて」と心境を回顧。続けて「アナウンススクールっていうところに行って、できないことがすごく多くて」と振り返り、「“できないことがある悔しさ”みたいなものが私、結構原動力になるみたいで。逆にできてしまうと、そこにいる理由がなくなっちゃう」と、2014年にフリーとして活動を開始した理由を告白。

「できてるっていうわけじゃないんですよ。たぶん突き詰めれば、もっともっと先まであるんだけど」と、まだできることはあったはずと悔しさをにじませたが、「得意なことばかりをやらせてもらってたから、“このままだと成長がないんじゃないか”って、急に焦り出しちゃった」と、それ以上の葛藤があったことを思い返した。

しかしフリーになってからは、“何者でもない感”がとても強く、“フリーアナウンサーの田中みな実がドラマに出ます”と強調されたことで、“フリーアナウンサーといいながらも、全然アナウンサーの仕事してないな”と思い悩んだという。「だからアナウンサーでもないし、雑誌に出させてもらってるけど、モデルさんでもない。で、女優業もやらせてもらったけど、誰も私のことを女優だと思ってない」と当時の本音を明かし、「だから“何屋さんなのかな”みたいな感じでしたね」と迷っていた日々を回顧。

そんな時に、1st写真集『Sincerely yours…』のオファーが舞い込んできたといい、自分が何者かを証明するために、全力で挑戦。そのかいあってか、写真集は売り上げ歴代3位に。写真集のお渡しイベントを各地で開催すると「9割女性の方で。ありがたいことですね」と感謝を伝えた田中は、「モデルさんみたいにすごく身長が高いわけでもなくて、バランスがいいわけでもなくて。本当に日本人の30代女性が、体をある程度鍛えたりとか、美容に気を使っていると、“まあこれくらいの感じです”っていう。“より近しいのかな”っていう気はしますね」と、自身が女性から支持される理由を分析し、締めくくった。

【TVer】最新話を無料配信中！
【Hulu】最新～過去話配信中！

写真提供：（C）日テレ