考察ドラマ『めぐる未来』犯人には共犯がいた!?その正体に「復しゅうに対する執念がヤバすぎる」とSNSで騒然
2024.3.17 13:00萩原利久が主演をつとめる読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』の9話が3月14日に放送。未来(萩原利久)とめぐる(早見あかり)を狙っている人物が、刑事の暦(田中偉登)だと判明。今回は暦に共犯がいることが明らかになり、まさかの正体と復しゅう対する執念に驚きが広がった。
(以下ドラマ最新話までのネタバレを含みます)
一連の犯人として捕まった暦は逮捕後黙秘を続けており、刑事の時任(勝村政信)は未来とめぐるのもとに訪れて、暦の本質がつかめていない気がすると話す。
その後未来とめぐるは、未来が10年前に暦の父親である鈴村和樹を助けたマンションの屋上を訪れる。2人はこの先について「2人で人生のページを進めて行こう」と前向きに語り合ったのだが、未来は当時のある記憶を呼び起こす。
日常を取り戻したように見えた2人だったが、暦が留置場から脱走。その足で、めぐるが勤める出版社に向かい、未来を呼び出すよう要求する。
めぐるを人質にとった暦の前に、未来が時任とともに現れる。未来はマンションの屋上で呼び起こした記憶から、暦に妹がいたことを思い出し、時任は防犯カメラの映像から、暦に共犯がいることを突き止めていた。
暦の妹であり、共犯だったのはめぐるの同僚・阿頼耶清美(中井友望)。父親の家庭内暴力に苦しみ、母親を失い、自分自身も生きるのを諦めかけたほどの過去。それでも「未来に復しゅうすること、地獄を味わわせること」を生きる理由としてきた。
考察が当たっていた視聴者もおり、SNSには「やっぱり、清美ちゃん妹だった」との声も。また、なにも知らないめぐるの言葉が清美を傷つけていたことがわかると「地雷踏みまくってたのね」「言葉って怖い」と、考えさせられた様子の声も寄せられていた。
仕事熱心で大人しいイメージの清美だったが、本性がむき出しになっていく様子に「あの真面目な清美が悪魔だった」「復しゅうに対する執念がヤバすぎる」など、驚いた様子のコメントも多く見られた。
そんな清美に反し、いざめぐるに刃物を向けると躊躇(ちゅうちょ)してしまう暦。実は暦の目的はすべて妹のためで、清美の生きる理由が続くように復しゅうしていたのだった。 狂気的な犯行の数々もすべては妹のためだったとわかると「妹のため…つら」というコメントのほか、「清美は復しゅうの鬼…暦刑事は鬼になりきれない妹思いのお兄ちゃん」などと反応が。
清美の思いを聞いためぐるは「復しゅう以外にも生きる目的は絶対にあるよ」と語りかける。しかし清美は「このために生きてきたんだよ」と返し、ナイフを手に。そして未来の胸にナイフを刺し9話は終了。
最後の最後にまたもや起こった絶望的な出来事に、SNSも「え待って待って未来くん」「未来くん死んじゃったら戻れないやん」と受け入れられない様子。
3月21日放送の最終話では、未来の最愛の妻・めぐるが何者かに殺され、“過去に戻る病”を持つ未来は過去へとタイムリープし、めぐるの死を阻止するたたかいは始まった。未来は犯人への手がかりを追う中で、事件が10年前の自分に関係していることを知る。真犯人は、未来が助けた鈴村和樹の子供である暦亘と阿頼耶清美。未来の善意のせいで地獄のような人生を送り、復しゅうすることだけを生きがいにしてきた暦と清美。真相が明るみになった時、未来は清美にナイフで刺されてしまう。薄らいでいく意識の中、未来はめぐるに「幸せだった」と告げる。
果たして復しゅうの連鎖は止められたのか?そして、未来とめぐるの運命は!?