「よっしゃー!やった!」最優秀主演女優賞は『怪物』の安藤サクラ! 共演した息子役に「大好き」と言われ涙も…【第47回日本アカデミー賞】

2024.3.9 15:15

『第47回日本アカデミー賞授賞式』が3月8日に行われ、『怪物』の安藤サクラが最優秀主演女優賞に輝いた。『百円の恋』『万引き家族』に続き3度目の受賞。安藤は『ゴジラ-1.0』で最優秀助演女優賞も獲得した。主演と助演のW受賞は大竹しのぶ、真木よう子に続き3人目の快挙。

優秀主演女優賞は安藤のほか、綾瀬はるか『リボルバー・リリー』、杉咲花『市子』、浜辺美波『ゴジラ-1.0』、吉永小百合『こんにちは、母さん』の4名が受賞。

壇上でトロフィーを受け取った安藤は、「本当に言葉が見つからない」と感無量。続けて「いつも是枝(裕和)監督は、みんなの意見を取り入れて撮影なさるんです。私たちはすごく、その場所に安心感を抱きながら撮影できて、すごく特別な場所」と撮影を振り返った。さらに「こうやって受賞させていただくと本来なら、よっしゃー!っていけたらどんなに格好いいだろうって思うんですけど、なかなかそれができない」と戸惑いつつ、最後は「でも、やってみたらみんなでその気持になれるっていうのはあると思うので、よっしゃー!やった!」と笑顔を爆発させた。

インタビューでは、共演した子役の黒川想矢、柊木陽太の2人に「(安藤は)優しくて、本当に大好きです」と言われ、涙ぐむほど感激。撮影中は2人に少し距離を感じていたという安藤。「“(安藤が)怒ってるのかなって、ずっと思ってた”ってお手紙をもらったことがあって、何か嫌な気持ちにさせちゃったかなって思ってたんですけど、優しいって言ってくれて、不安が全部飛んでいった」と喜んだ。

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