【最愛の果て】金、男、仕事、全てを奪われた女が報復…仲間を巻き込み最悪の結末へ『消せない「私」』

3月1日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』の第9話が放送された。

（※以下、ネタバレを含みます）

学生時代に暴行動画を拡散され、人生を狂わされた灰原硝子（志田彩良）は、10年経ったある時、加害者たちがインタビューに笑顔で答える姿をテレビで見かけ復しゅうを決意。硝子は、首謀者・海崎藍里（吉本実憂）に報復し終えるとかつての人気配信者・徳道仁（本郷奏多）を味方につけた。その後、実行犯・大桃武（芳村宗治郎）に続き、動画の撮影者・青嶋みちる（小日向ゆか）への復しゅうも果たし、因縁の3人を地獄へ追いやった。

復しゅうを終えた硝子は、協力者の徳道に感謝を述べ「自首しようと思います」と語った。徳道は自らも芋づる式で逮捕されることを危惧し、自首には反対したが「もう振り返らないで自由に暮らせ」と硝子の明るい未来へ向け背中を押した。 そんな中、入院中の藍里が意識を取り戻すと、事の発端となった携帯電話を凝視。硝子の親友・刑事の砂川より子（片山友希）は、藍里を捜査する過程で、徳道が関わっている可能性があることを硝子に伝えたが「想像力が豊かなだけ、私は何も知らない」と硝子はシラを切った。このシーンに対してSNS上でも「親友を疑うのきついな」と視聴者も感情移入。

一方、罪悪感を抱きつつも硝子に加担した徳道の部下・ソラ（阿佐辰美）と徳道が談笑しているとソラの前に憔悴（しょうすい）しきったみちるの姿が。みちるは、ホストのソラに闇金を頼るほどのめり込み一緒に住む約束までしていた。ソラが硝子の差し金であったことを知らされどん底に落ちたみちるは、包丁でソラを襲撃。その後、動転したみちるも路上でトラックに轢（ひ）かれてしまう。最愛の仲間を失った徳道は「硝子もソラも俺に出会わなければよかった…」と大粒の涙を流した。

遂に、病床の藍里が「復しゅうしてやる」と狂気の目をむくシーンでは、「報復が始まってしまう…大丈夫か硝子…」とSNS上で硝子を心配する声も。

次回第10話、養子だったと自分の出世の秘密を知った硝子に追い打ちをかけるかのごとく、10年前の暴行動画が再びネット上に。藍里の仕業に違いないと踏んだより子が藍里を問い詰めるが…。また、かつて硝子を執拗（しつよう）に追い詰めた迷惑系配信者の綿貫（柄本時生）も不穏な動きを見せていた。

『消せない「私」―復讐の連鎖―』日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜　深夜24時30分〜24時59分放送　
TVer、Hulu では、毎週金曜24時30分から定時配信

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写真提供：（C）日テレ