カズレーザー 全ての検査で“アレルギー反応”ゼロという結果が!…専門家は幼少期の“過ごし方”のおかげと分析
2024.2.29 11:00お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が27日に放送された。今回は『2024年 アレルギーの最新事情!』をテーマに、『血液検査で徹底チェック!芸能人アレルギー検査』という講義で、日本アレルギー学会で理事も勤める専門家が番組出演者にアレルギー検査を実施。その結果から注意したいアレルギー物質とその予防法について解説を行った。
そもそもアレルギー反応が起こる原因について、専門家は「遺伝と環境的なもの」と発言。幼少期の生活環境がアレルギー反応に影響を及ぼすことがあるようで、清潔でない環境で育つとアレルギー反応が低い傾向があるという。
今回は食物アレルギーのほか、花粉症や動物などに対するアレルギーについても検査が行われたが、カズレーザーはどのアレルゲンにも反応がないという素晴らしい結果に。幼少期の衛生環境を指摘されたカズレーザーは「汚くないですよ。泥まみれでありましたけど、汚くはないです」と弁解したが、専門家によるとこの泥まみれの経験が免疫においては大事なのだそうだ。
一方、ゲスト出演した俳優の志田彩良は、ダニやほこり、スギ花粉のほか、ハンノキやシラカンバといった樹木のアレルギー反応があるという結果が出た。専門家によると、この反応は平成生まれの若者によく見られるケースなのだそうで、アスファルトやコンクリートで舗装され、草木の少ない生活環境や、様々な除菌グッズの普及によりアレルゲンに触れる機会が減少したことが原因だという。
そのほか、お笑い芸人のヒコロヒーからはアニサキスのアレルギー反応が見られ、専門家は日頃からお刺身を多く摂取しているのではと推測。魚の寄生虫であるアニサキスは、生きたまま胃の中に入ると腹痛や食中毒を起こすことで有名だが、実は死んでいてもタンパク質そのものに免疫が反応してアレルギー症状を起こすことがあるという。知らない間にアニサキスのいる刺身などを高頻度で食べることで、再びアニサキスを口にした際に重篤な症状を引き起こす可能性があるそうだ。
アニサキスのアレルギー反応を聞いたヒコロヒーは「最悪やん、寿司屋で突然ショック」と絶句。また、冒頭からそのつらさに関して話していた花粉症、特にスギに関しては最上位のクラス6をマークしたため、「花粉症で“つらいねん”って言ってる奴の前行って、“わしのほうがつらいねん”って言いやすい。ちょっとマウント取りやすくなった」とコメントし、笑いを誘った。