永瀬廉の告白シーンに視聴者熱狂「こんなに心打たれたの初めて」『厨房のありす』第6話
2024.2.27 17:402月25日に日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』の第6話が放送された。
(※以下、ネタバレを含みます)
「料理は化学です」が口癖の八重森ありす(門脇麦)は、自閉スペクトラム症(ASD)の特性ゆえ、大きな音や強い光、人との会話が苦手で生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と化学の理論に基づき、おいしくて癒される“やさしいごはん”を振る舞う天才料理人であった。
自身のお店『ありすのお勝手』の住み込みアルバイト・酒江倖生(永瀬廉)への恋心を自覚したありすは早速、その思いを打ち明けようとする。ただ『ありすのお勝手』のスタッフでもある親友・三ツ沢和紗(前田敦子)は、そんなありすをいったん引き留め、倖生の気持ちを確実につかむため三ツ沢家で作戦会議を行うことに。ありすは、和紗の母・明希子(阿南敦子)が言った「ラブイズアクション」という言葉を真正面に受け止め、“前髪が3mm伸びた”といった細かすぎるほど、倖生の変化に気づいてあげようとするありす。
一方で、八重森心護(大森南朋)は、「倖生君と交際するのはダメだ」とありすの恋を否定しつつも「傷ついてほしくないんだ…」と気遣った。そして和紗は、倖生にありすからのアプローチについて「うれしいの?迷惑なの?」と気持ちを確認すると「うれしいっす。けど…」と複雑な思いを明かす倖生であった。
常連客・明里(金澤美穂)がありすのお店のことを “恋が実るごはん屋さん”としてSNSで投稿したのをきっかけにお店は行列ができるほど大繁盛。そこに、心護の研究室の学生・栄太(堀野内智)と礼央(橘優輝)のカップルが来店し、そのまま大忙しのお店をサポート。そして、ありすと同じく倖生に恋する百花(大友花恋)の姿も。そこで百花の発した何気ない一言が発端で、ありすを無自覚に“自分達と住む世界が違う存在”と馬鹿にしている、と和紗らから指摘された百花は、思わず店を後にした。
翌日、お店を手伝ってくれたお礼にと、研究室のみんなにお弁当を振る舞うありす。そして昨日店を出てしまった百花にもお弁当を用意していた。それでも百花は「迷惑だから」と強引に弁当を突き返し「みんな、あなたがかわいそうだから優しくしてるだけ」と罵倒。百花からの言葉を受け“変わりたい”というありすは、予定されていたお店の取材を心護の付き添いなしで受けたいと主張し、心護もありすに委ねる。
そんな中、改めて和紗が、倖生に対してありすとの恋について伺うと「俺は、ありすの気持ちには答えられません」と歯切れ悪く答える倖生。「自分の気持ちにフタしてない?」と倖生を勘繰る和紗に対し「フタしないとダメなんすよ」とつぶやいた。この場面には「表情と声が切なすぎる」「苦しそうな声、何かを含んでる表情がうまい」と視聴者も大注目。
そして、一人で取材を受けるありすだったが“ASDの料理人”ということを主軸に進み、最後まで取材スタッフはありすの料理には手をつけなかった。取材後、暗い店内でありすが一人で落ち込んでいると、倖生が帰宅。
取材スタッフが口にしなかった料理を「うまい」と言いながら食べる倖生に、涙を流しながらありすは「ごめんなさい。私は倖生さんが好きです」と思いを告げた。倖生は、ありすを優しく抱きしめると「俺も。ありすのことが好きだ」とありすの気持ちに応えた。この告白のシーンでは「永瀬廉の囁(ささや)き声やばすぎる」「人の告白でこんなに心打たれたの初めて」「倖生くん優しすぎる、好きにならないわけがない」と倖生の葛藤しながらも受け入れる姿に感動する声が続出。
そして、ドラマ全体では「何かを抱えている永瀬廉の演技と消えちゃいそうな声が本当に素晴らしい」「声のトーンまで完璧」「闇を抱えている演技が特にうまい」と今回も、永瀬廉へのコメントがSNSでもたくさん見られた。ラストシーンでは、百花がSNSで倖生が『横領班の息子』『窃盗で逮捕歴もあるやばいやつ』と叩かれる投稿を目にしており…
次回、3月3日放送の第7話では、「みんなに迷惑がかかるから」と店を出ていってしまう倖生。倖生のことを忘れるべく婚活パーティーに参加したり、人手が足りない中でも店をオープンしたりするありすであったが、常にありすを支えてきた和紗の身に異変が起き…
次回予告を見た視聴者からは「ブレザー姿の倖生くんが見れるの!?」とすでにSNS上でも話題に。