LE SSERAFIM 新アルバムに「やばい、えぐい」 話題の“鼻血シーン”や東京ドーム公演についても言及
2024.2.26 19:155人組K-POPガールズグループのLE SSERAFIMが19日韓国にて3rd Mini Album『EASY』のメディアショーケースを開催した。去年、自身初の英語デジタルシングル「Perfect Night」では、Billboard「バブリングアンダーホット100」に20位で自身初チャートインを果たし世界中で反響を呼んでいるLE SSERAFIM。entaxでは、LE SSERAFIM待望のミニアルバムのメディアショーケースの様子をリポートする。
■ワンフレーズ聴いた瞬間「やばい、えぐい」 狙うは『Billboard Hot 100』
これまで活動でLE SSERAFIMは、トップに立つために試練に立ち向かい、仲間と連帯し、堂々とした自信に溢(あふ)れる人の代名詞となったが、3rd Mini Album『EASY』は、LE SSERAFIM がこれまで一度も語ったことのない“舞台裏の不安と悩み”を表現。これまで成し遂げたすべてのことが、悩みながら過ごした多くの夜と数え切れない努力の結果だと率直に語るという、これまでのLE SSERAFIMからは誰も予想できなかったストーリーでカムバックする。デビュー初の金髪を披露したKIM CHAEWONは、『EASY』は“簡単ではないけど、すべて私たちがすべて簡単に作って見せてあげる”という表現を盛り込んだ曲。ワンフレーズを聞いた瞬間「今回の曲、やばい!えぐい!」と思うくらい気に入ったとコメント。
KAZUHAは「初めて曲を聴いた時にすごくHIP(かっこいい)だと思った。ほのかな中毒性、味のある曲」と話した。また、初の単独ツアーの時に『EASY』を初めて聴き、その瞬間とても気に入ったというHUH YUNJINは「個人的には『Billboard Hot 100』も狙いたい」と、このアルバムへの強い気持ちを表現した。
■パフォーマンスでも新しいジャンルへ LE SSERAFIMにしては簡単…?
これまでLE SSERAFIM は歌詞を直感的に表現したポイントダンスと完璧に息の合ったキレのある振り付けで愛されてきたが、今回のアルバムではメンバーの個性と自由な動きに焦点を合わせた。タイトル曲『EASY』は、1980~90 年代を風靡(ふうび)したオールドスクール・ヒップホップのジャンルを取り入れながらK-POP に合わせ、メンバーたちは水が流れるように動く腕と脚、リズミカルなステップでユニークな雰囲気を表現。このパフォーマンスについてSAKURAは「初めて見た時にLE SSERAFIMにしては簡単だなと思われるかもしれませんが、絶対に簡単ではありません。今までの振り付けの中で一番難しかったと思います。タイトル曲の中で「簡単じゃないなら私が簡単にeasy」というフレーズがありますが、パフォーマンスが歌詞をきちんと表現していると思います。絶対に簡単ではないですが、一生懸命準備したので人が見た時は簡単そうに見えるような覚悟で準備した」と話した。最年少のHONG EUNCHAEは、オールドスクール・ヒップホップについて「私たちが生まれる前の世代に流行っていたジャンルなので、聴き慣れない部分があるのはうそではないと思います。馴染(なじ)みがなくて、練習は難しかったですが、これをやり遂げたらまた成長できるなと思ってみんなで一生懸命準備した」と話した。また、HUH YUNJINは、『EASY』は体力的にも大変だったため、体力を高めるために毎日3キロ走ったというエピソードを話した。
■話題の“鼻血シーン”に、「アイドルなのに…」
今回のトレーラー映像(予告映像)で話題になった、SAKURAの鼻血を出すシーン。これについてSAKURAは、初めて企画案を見た時に「アイドルなのにクローズアップで鼻血が出るのは大丈夫か」と思ったという。撮影の時も鼻血を流すタイミングを合わせるのが難しく、この撮影だけで1時間かかったというが、今回のアルバムのメッセージに合うシーンのため没頭して撮影したと話した。
■“コーチェラ”への意気込み さらに『東京ドーム公演』への意欲も
LE SSERAFIMは、米国最大規模の音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」の出演が決定。歴代の韓国アーティストの中でデビュー後、最短期間で単独ステージを披露する予定だ。その“コーチェラ”出演についてKIM CHAEWONは「以前BLACKPINKさんが、コーチェラのステージをされているのを見ながら、私たちはいつ頃あのようなステージに立てるのだろうかと夢見ていたステージだったのですが、思ったより早くチャンスに恵まれて不思議で光栄でまだ実感が湧きません。私たちのチームをより知っていただけるような機会だと思って一生懸命準備しているのでご期待ください」と話した。SAKURAは「コーチェラのステージに出ると聞いた時“認めていただいた”というより、“これからの期待感”ということで出演させていただくのだと思っていますので、その期待をはるかに超えられるステージをしたいと、着実に練習を重ねています」さらに、日本での大舞台への意欲も見せた。「個人的に年末の舞台『MAMA』でHUH YUNJINがリハーサルをしているのを客席で見たのですが、その姿を見ながらLE SSERAFIMとしてもFEARNOT(ピオナ・ファンダム名)の前で東京ドームの公演もしたいと思いました」と話した。
LE SSERAFIM 3rd Mini Album 『EASY』 ( 2024.2.19(月) リリース)
- Good Bones
- EASY
- Swan Song
- Smart
- We got so much
日本では『LE SSERAFIM 2024 S/S POP UP IN TOKYO』が開催中
韓国と同時開催で、『EASY』のアルバムジャケットの中に入ってきたような神秘的な空間が展開されている。
■開催期間:2024年2月16日(金)~3月3日(日)
■開催場所:第9SYビル 1F (東京都渋谷区神宮前6-23-3)
■営業時間:全日 11:00〜19:00
【PROFILE】
KIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEからなる5人組で、BTSなどのグローバルアーティストを多数輩出しているレーベルを傘下に置くHYBEとSOURCE MUSICがリリースした初のガールグループ。グループ名は “IM FEARLESS” のつづりを組み替えて付けられており、世の中の視線に動揺することなく前に進むという自己確信と強い意志を表している。
2022年5月に1st Mini Album ‘FEARLESS’でデビュー。同年10月には2nd Mini Album’ANTIFRAGILE’を発売し、ミリオンセラーを達成。日本では、2023年1月には日本1stシングル ‘FEARLESS’でデビューし、日本レコード協会のダブル・プラチナ認定(2023年2月)を受け、海外女性グループおよびK-POPグループの日本デビューシングルとしては、日本レコード協会の現基準認定上初となる偉業を成し遂げた。『NHK紅白歌合戦』には2年連続出場を果たした。