林家木久扇 『笑点』出演歴代最長55年 卒業を決意した妻からのある言葉にスタジオ感嘆
2024.2.26 11:00落語家の林家木久扇(86)が2月25日放送の『行列のできる相談所』に出演。今年3月に『笑点』を卒業する木久扇が、その裏話を明かした。
『笑点』出演、歴代最長55年の木久扇。この日『木久扇名人芸』と題し、座布団運びの山田たかおにいつもぶっ飛ばされる“ぶっ飛び芸”や、回答のオチがお客さんにバレバレの“オチバレバレ芸”、木久扇を襲名する前の林家木久蔵時代に自ら開発し販売した“木久蔵ラーメン”を過去の『笑点』映像とともに振り返ると、スタジオは大盛り上がり。
それを受けて、出演者の東野幸治が「『笑点』で“木久蔵ラーメンがマズい”とかいうの、やっぱりムッとしたりとかしないですか?」と尋ねると、「あれは僕が言い始めたんです」と即答した木久扇。続けて、「“木久蔵ラーメンはマズくて有名だ”って言って、“まさかそんなことないでしょ”って言って買っていく人が多くて、結局ヒットしたんです」とその真相を明かし、「賢いわけです」と自画自賛すると、スタジオは大笑い。
そして、人生の半分以上を過ごした『笑点』を卒業するキッカケとなったのが、妻から言われた「疲れたところを見せないうちに、やめちゃった方がイイわよ。カッコイイじゃない、江戸っ子なんだから」という言葉だったことも告白。
卒業後やりたいことについて聞かれると、「私、漫画を描けるんで、漫画家協会ってところにも入ってまして、『落語スター・ウォーズ』っていうのをね」と漫画の執筆業に意欲を見せた木久扇。しかし、出演者一同が“『落語スター・ウォーズ』?“と首を傾げると、「私が黄色い騎士でね、ハリセンで戦うんです。”ハリセン・フォード“と言って」と、『スター・ウォーズ』の出演者、”ハリソン・フォード“とかけて回答し、見事に笑いをとった。