【最後の女は沼に沈める】全てを犠牲にして手にしたはずの愛は”偽りのワナ”だった…借金と犯罪者の烙印（らくいん）を焼き付け復しゅう完了『消せない私』

2月23日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』の第8話が放送された。

（※以下、ネタバレを含みます）

学生時代に暴行動画を拡散され、人生を狂わされた灰原硝子（志田彩良）は、10年経ったある時、加害者たちがインタビューに笑顔で答える姿をテレビで見かけ復しゅうを決意。硝子は、首謀者・海崎藍里（吉本実憂）と実行犯・大桃武（芳村宗治郎）への報復を果たすと、暴行動画の撮影者・青嶋みちる（小日向ゆか）への復しゅうを開始した。

再会を果たした学生時代の親友・砂川より子（片山友希）が刑事と知った硝子は、みちるへの復しゅうに時間をかけられないと判断し、直接対峙することに。硝子の協力者・徳道仁（本郷奏多）の部下・ソラ（阿佐辰美）は、疑念を抱きつつもみちるに接近。徐々に警戒心の解けたみちるはソラに好意を抱く。

そんな中“るり”と名乗る赤髪のギャルに扮した硝子がソラを横取り。ソラの太客を演じる硝子は、ホストクラブで「シャンパンも入れないで、ソラと話せると思わないでくださーい」とみちるを挑発。さらに、ソラは多額の借金に悩むところを見せつけ、みちるが多くのお金を落とすように仕向けた。

ホスト沼にハマり、闇金に手を出したみちるに対し、硝子は「どう返済しようとするのか見ものですね」と不気味な笑みを浮かべるが、ソラは良心を傷めていた。

会社の備品を販売したりとマルチ商法に手を出すほどにまで堕落したみちるは、生活費も底をつき、万引きで捕まってしまう。これにはSNS上で「マルチにハマる人ってこんな感じなんだろうな」と視聴者も静観。

窮地の中、駆けつけたソラから借金の完済報告と共に「愛しているよ」と、抱き締められたみちるは「生きてて今、一番幸せ」と喜びをかみしめた。

一方、「他人に依存した幸せほど脆（もろ）いものはありません」と語る硝子。みちるはソラと一緒に暮らすため荷物をまとめ、ホストクラブに向かうと待ち構えていたのはソラではなく硝子であった。ソラを操る硝子の存在を知ったみちるは「殺してやる」と取り乱す。これに硝子も「私も10年そう思ってきて、でも殺すだけじゃ我慢できなかった」と応戦した。復しゅうは完遂したはずだったが…

次回第9話、鏡に映る硝子の顔から誹謗中傷タトゥーの幻覚は消えなかった。そして、藍里や武の事件について硝子の関与が頭をよぎったより子が、病床の藍里を尋ねると藍里は意識を取り戻しており…

『消せない「私」―復讐の連鎖―』日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜　深夜24時30分〜24時59分放送　
TVer、Hulu では、毎週金曜24時30分から定時配信

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写真提供：（C）日テレ