考察ドラマ『めぐる未来』“真犯人が全くわからない”と話題に 原作者も「個人的にかなり好きな回でした」と称賛

2024.2.25 11:45

萩原利久が主演をつとめる読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』の6話が2月22日に放送。日南小夜(香音)の悲報を受け、真犯人探しに乗り出した未来(萩原利久)とめぐる(早見あかり)の前に、まさかの事実や出来事が降りかかる。

(※以下、ネタバレを含みます)
異常な愛情からめぐるに殺意を向けていた日南小夜が、自ら命を絶った。その一報を受け、めぐるは未来に、かつて日南が誰かのことを “ある人”と呼んでいたことが気にかかっていると伝える。

未来は日南の後ろには黒幕がいるのではないか、そして日南も“あの人”によって消されたのではないかと疑いを持ち、真犯人を探すことに。真犯人につながるものを探しに行った日南の家では、めぐる宛ての手紙を見つけるが、これから命を絶つ人とは思えない内容。さらには小説を書き留めているような節もあった。

ここで未来は胸が苦しくなり、最近頻発している症状について、母・育子(佐伯日菜子)に話を聞くため、未来の実家に向かうことに。母親はめぐるに、未来は以前も過去に戻り、人の命を救ったことがあったこと。しかし救った相手が必ずしも幸せになるとは限らないことを明かした。

最後まで息をのむ展開が続く

そして未来の父が亡くなったのは交通事故が原因だと思っていたが、実は未来と同じ病気で過去に何度も戻っていたことで、寿命を縮めたからだった。

母親は父親が過去に戻り始めたのは誰かを救うためだったが、この病は依存性があり「誰かを救う正義感で自分を見失う」と話す。だからこそ未来には一度でも過去に戻らないで欲しかった、この力を使い続ければ命が続かない…だからこそもう過去に戻らないよう諭す。

母親との話し合い中、1人家を出た未来だったが、迎えにきためぐると話したことで落ち着き、2人で家に戻る。すると、そこには首を吊った状態の母親が…。まさかの急展開にSNSでも「いろんな人の運命変わりすぎ」「本当に展開がわからなすぎる…」「回を重ねるごとに謎と恐怖が増していくおもしろさやばい…」などコメントが殺到。

さらに未来のスマホに非通知で電話がかかってきて「お前のせいでこうなったんだよ」と告げられる。「あっちもこっちも怖いことばかりだ」「最後の非通知も謎」など、恐怖に震える人がSNSで多数見られた。

息の合ったやり取りを見せる2人

会社では、日南の仕事を引き継ぐことになった干支ゆりか(大西礼芳)が、彼女のパソコンを確認していた。

すると見たことのない新規フォルダの中に『Bell』という名前のテキストがあり、「ベルは私の道を照らしてくれた」など“あの人”につながるともとれる記述が。

干支に接触してくる同僚らも相変わらず怪しさを漂わせ、視聴者も「真犯人全くわからないな」「ベルって誰!?何者?」「犯人も同じ病を持ってるとか?」と声をあげるなど、深まる謎を前に考察がますます盛り上がっている。

放送後には、原作者の辻やもり氏が公式X(旧ツイッター)を更新。「第6話おもしろかった!原作の要素を補強&膨らませていただいて、大満足です。刑事の二人はかっこいいし、お母さんのキャラも掘り下げられ、めぐると未来のやり取りも凄く良く、個人的にかなり好きな回でした。ベルって誰だー」と、ドラマの世界観を楽しんでいることを伺わせる感想を寄せていた。

2月29日放送の第7話では、育子が死体になっているのを発見し、どんどん未来の息が荒くなる。このままでは未来が過去に飛んでしまうと思われた瞬間、日暮署の時任(勝村政信)の声が。部屋の状況から、未来とめぐるは時任から疑いの目を向けられてしまう。

その頃、干支ゆりかは日南が書いたと思われる小説を見つけていた。日南が“ベル”という人物に操られていたことを知ったゆりかは、四季村(時任勇気)に相談する中、真犯人につながる重大なヒントを発見。さらに事件は、未来の過去と繋がっていたことが判明する…。

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写真提供:(C)読売テレビ

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