福岡県北九州市の『大葉春菊』を使った絶品料理にオリラジ藤森「香りがすごい」と感動
2024.2.19 12:00お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が2月17日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MC・宮川大輔とともに福岡県北九州市のご当地食材『大葉春菊』をふんだんに使用した絶品料理の数々を味わった。
『大葉春菊』は、北九州や下関など限られた地域でのみ栽培されている春菊の一種で、葉が丸いことが特徴。一般的な春菊と比べて、独特のクセや苦味が少ないため生で食べてもおいしいという。
まず振る舞われたのは、そんな大葉春菊を生のまま楽しめる『大葉春菊のアーリオオーリオ』。ニンニクとアンチョビで香りづけした熱々のオリーブオイルを、ちぎった大葉春菊の葉にまわしかけた一品に、藤森は「春菊の独特な香りがマイルドになって、食感がすごくいい。ちょっと甘みも出てくるヘルシーなおつまみ」と喜んだ。宮川も「んー、うまい!」と一言。さらに「何これ、すごいおいしい。春菊の香りが爽やか、えぐみが全然ない」と続けた。
2品目は、丸く大きな葉を活かした『大葉春菊の春巻き』が登場。春巻きの皮に大葉春菊を重ね、北九州名産の『合馬たけのこ』や鶏ささみ肉のほか、名物の明太子やチーズ包み160度の油で揚げる。揚げたてを一口でほおばった藤森は「かんだ時の春菊の香りがすごい!色んな食材入ってるけど春菊の存在感すごい」と食レポし、宮川も「爽やかですね」と、火を通したことでさらに広がった大葉春菊の香りに驚いていた。
続いての料理は『大葉春菊の煮びたし』。北九州名産のイノシシ肉と、かんぴょうで縛った大葉春菊を、イノシシの骨やかつお節などでとった出汁で煮ていく。イノシシ肉の臭みを春菊が和らげるため、相性抜群の一品に仕上がった。藤森は「ちゃんと(出汁が)染みてますし、(煮込み時間が)さっとなんでしっかり食感も残ってるし、春菊の風味も全然損なわれてない。肉の出汁が入ると、うまみがギュッと引き上がっておいしい」と箸が止まらない様子だった。
地元でイタリアンレストランを営むシェフが紹介したのは、大葉春菊でジェノベーゼソースをアレンジした『和ノベーゼ』。オリーブオイルとゴマ、粉チーズ、ニンニク、バジル代わりの大葉春菊をミキサーにかけてソースを仕上げた。このソースを使った料理として、地元の竹炭を混ぜ込んだ生地で作る『和ノベーゼピッツァ』が振る舞われると、藤森は「初めて食べたこのピザ」とソースと生地の相性を楽しんだ。
最後に登場した『グリーンカレー』は、地元でとれたたけのこやイノシシ肉を具に使い、大葉春菊で作ったカレーペーストで味つけられた彩り鮮やかな一品。宮川は「最後に春菊。奥にうまみがある」とカレーを堪能し、藤森も「幸せな気持ちになれました」と番組を総括した。