福岡県北九州市のご当地食材は丸い葉が特徴の『大葉春菊』土地のめぐみをいかした栽培方法とは

2024.2.19 11:50

お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が2月17日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MC・宮川大輔とともに福岡県北九州市のご当地食材『大葉春菊』の収穫に挑戦した。

2013年以来、11年ぶりの番組出演となった藤森ら一行を出迎えた名人が育てているのは、寒い冬の時期に最盛期を迎える春菊。北九州の春菊は、葉に“きざみ”のある一般的な春菊と違い、丸く大きな葉が特徴の『大葉春菊』という品種で、名人いわく他の品種と比べて独特のクセや苦味が少ないそうだ。北九州のほか、下関などごく限られた地域でのみ栽培されているという。

名人は繊細な大葉春菊のために、全国有数の竹林面積を誇る北九州特産の竹のパウダーを土に混ぜて、土壌の環境を良質にしているだけでなく、近くにそびえる福智山の湧き水を使用し、春菊をみずみずしい仕上がりに育てている。

大葉春菊を収穫した藤森は「元気、触った感じがハリがあって生命力を感じます」と、とれたての春菊の葉を生のまま丸かじり。すると「おいしい!春菊の香りはありつつも、えぐみがなくておいしい」と感動のコメントを残した。名人によれば、大葉春菊の後味について「青リンゴみたいな爽やかさ」とたとえられることもあるという。続いて春菊を試食した宮川も「めちゃめちゃおいしい!みずみずしいですね、やわらかいし」と食感を楽しみ、大葉春菊の豊富なうまみに「ホンマに井戸水ですか?だし汁(で育てている)みたいな」と驚いていた。

藤森はさらに、春菊の茎も生のまま一口。「苦くない!」とほおばったが、名人は思わず「生で茎までいく方は初めて見ました」と口にした。なお生で食べることで、大葉春菊に豊富に含まれるビタミンCをより効率よくとることができるのだとか。番組後半では、そんな大葉春菊を生のまま味わえるイチオシレシピなどが紹介された。

写真提供:(C)日テレ

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