新ドラマ枠のトップバッター『花咲舞が黙ってない』 主演・今田美桜で新作小説をドラマ化
2024.2.15 07:15日本テレビは4月から土曜の夜は“音楽、ドラ、ドラ、土曜夜。”を合言葉に新しいエンタメを届けていく。8時台は有働由美子MCの新音楽番組『with MUSIC』がスタート。9時台は新ドラマ枠“土ドラ9”を立ち上げ、これまで10時台のみだったドラマ枠と2時間続けてのドラマ枠に。そんな土ドラ9のトップバッターを担うのは、主演・今田美桜で池井戸潤原作の大ヒットドラマ『花咲舞が黙ってない』の新シリーズに決定したことが発表された。
前作のドラマ『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸潤の小説『不祥事』を原作に2014年、2015年、杏主演で放送し大ヒット。前回のドラマ放送後、なんとドラマと同名の新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)が出版された。銀行の大合併が描かれ、新たな敵役も登場するが、2024年版はこの新たな物語を、新たなキャストでお届けする。
今作で主人公・花咲舞役をつとめるのは今田美桜。大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になった花咲舞が、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。
今田は今回のドラマについて「10年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です。私が演じる花咲舞は、いまだに古い体質が残る銀行を舞台に、忖度(そんたく)や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいますし、視聴者の皆様が爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたらうれしいです」とコメントを寄せた。
新シリーズのドラマ化に際して、原作者の池井戸潤は「装いも新たに、花咲舞が帰ってきてくれました。少しおてんばなところもあるけれど、曲がったことは大嫌い。そして相手が誰だろうと理不尽には黙っていない。そんな花咲舞を今田美桜さんがどう演じられるか、ほんとうに楽しみです。自分は小さな存在でも、旧態依然(きゅうたいいぜん)とした大企業の闇に力一杯立ち向かう花咲の姿は、観る人たちに勇気を与え、閉塞(へいそく)感漂ういまの世の中に吹く一陣の風になってくれるでしょう。一視聴者として、土曜日午後9時が待ち遠しいです。花咲よ、風になれ!」とコメントした。
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』
2024年4月13日(土)よる9時から日本テレビ系で放送