永瀬廉が“ありす”の名前を呼ぶシーンにSNS大盛り上がり「照れてる倖生くんかわいすぎる」『厨房(ちゅうぼう)のありす』
2024.2.6 18:152月4日に日本テレビ系日曜ドラマ『厨房(ちゅうぼう)のありす』の第3話が放送された。
(※以下ネタバレを含みます)
「料理は化学です」が口癖の八重森ありす(門脇麦)は、自閉スペクトラム症(ASD)の特性ゆえ、大きな音や強い光、人との会話が苦手で生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と化学の理論に基づき、おいしくて癒される“やさしいごはん”を振る舞う天才料理人であった。ある時、ありすは親友・三ツ沢和紗(前田敦子)のお腹にいる娘の名前を、和紗の長男・虎之助(三浦綺羅)から考えてほしいと頼まれる。
そんな中、和紗から夫である金之助(大東駿介)の母が倒れたためお店を手伝えなくなったという連絡が入る。倖生(永瀬廉)は『スーパー三國谷』の店長の優作(前原瑞樹)から「愛想が悪い、足手まとい」と言われていたため、汚名を返上すべく「俺、1人でもいけます」と意気込んだが、ランチタイムのあまりの忙しさにミスを連発。
なんとかピークを乗り越えた後、和紗から振込をお願いする連絡を受けた倖生は「あのさぁ…ねぇ」と通帳の場所を聞こうと声をかけても返事のないありす。思わず大きめの声で呼びかけると驚いたありすが「呼ぶときは名前で呼んでいただけますか」と倖生に伝えた。
そこへ常連客・柏原優奈(新井郁)が来店。顔色が悪い優奈にありすは「にんにくたっぷり坦々麺(たんたんめん)」を提供した。息子が小学校受験を控えている優奈は、姑(しゅうとめ)からのプレッシャーもあり心身共に疲弊していた。
後日、疲労から道で倒れそうになっているところを介抱された優奈に、ありすの父・八重森心護(大森南朋)は1人で背負わず「“助けて”って言っていいんだよ」と自らの育児経験を振り返りつつ優しく寄り沿った。優奈が家に戻ると息子・空(石塚錬)が “さがさないでください さようなら 空”と書き残し、姿を消した。優奈は姑(しゅうとめ)に「助けてください」と泣きながら力を借りることに。
空は『スーパー三國谷』で、お菓子をポケットに入れたところを倖生に見つかってしまい、倖生にその行動の理由を明かす。母が疲弊していく原因が自分にあると考えた空は、自分が捕まることで子育てから解放してあげられると考えていた。
町内で一丸となって捜索中、空を見つけた優作は一緒にいた倖生を捕獲。空をかばうため倖生は「俺が誘拐しました」と話し、姿を消す。この場面に「倖生くん不器用すぎるーー」など1話からの倖生の言葉足らずな不器用さに盛り上がりを見せた。
夜になっても帰宅しない倖生をみんな心配する中、翌日ようやく連絡の取れた倖生に和紗は電話口でありすの言葉を伝える。ありすは無愛想ながらもひたむきな姿勢の倖生を称賛し「これからもずっとずっと倖生さんに幸せにしてもらいます」と熱い言葉を送っていた。
翌朝、倖生は和紗の娘の名前を考える中で眠っていたありすに近寄ると「ありす」と声をかける。するとありすが目を覚まし「倖生さんが初めて私の名前を呼びました」と驚く様子を見せた。
うれしそうなありすに「別に呼ぶよ名前くらい」とつぶやく倖生にSNS上では「ありすの名前初めて呼んだ!!!ありすうれしそう」「別に呼ぶよ…名前ぐらい…って照れてる倖生くんかわいすぎる」と素直なありすと不器用な倖生の関係性の変化に注目が集まっていた。
そんな温かいシーンが続く中、衝撃のラストシーンでは、ありすと倖生の元にありすの母・五條蒔子(木村多江)が姿を現した。SNSでは「お母さん登場!?何しにきたんだろう」「来週の展開めちゃくちゃ気になる!」など続きが気になる終わり方に期待が寄せられていた。
次回、2月11日放送の第4話では、そんな蒔子を心護は追い返そうとし、ありすもまた「お母さんは、お金を払って私を捨てたんだと思います」と漏らす。そしてお店に復帰した和紗は、無愛想な倖生のイメチェンを提案。前髪を上げた倖生はお客さんから大好評。そこに明里(金澤美穂)が「消えてしまいたい…」とやってきて恋愛の悩みを打ち明ける…