【東京タワーの秘密】赤い色には理由が?雷が落ちたら?ライトアップはいつから?

2024.2.6 12:45

芸能人が人気スポットを巡りながら100個の疑問をひねり出し、そのすべての疑問に回答するバラエティー番組『100クエスチョン』が2月4日に放送。お笑いタレントの狩野英孝とタレントのゆうちゃみが、年間運行数約600コース、およそ60万人が利用するという『はとバスツアー』で東京の人気スポットを巡りながら次々に疑問を探した。2人がはとバスに乗って向かった先は誰もが知る東京の有名観光スポット東京タワー。

東京タワーが見えてくると、「(東京タワーは)なんでこんな赤いんやろ?」とさっそく疑問を浮かべたゆうちゃみ。日の丸の色だから?と狩野が予想し、「そういうことか!」とゆうちゃみも合点がいったようすだったが、実際は、航空法により60m以上の鉄塔に“はインターナショナルオレンジ”と“白”の色を用いることが定められていた。

さらに、「東京タワーに雷が落ちたらどうなんのやろ?」とゆうちゃみ。実際に雷が落ちるシーンが流れると、そのすさまじさにスタジオは騒然。結構な頻度で雷が落ちるようだが、もちろん被害はなく、タワーの先端についている受雷部(じゅらいぶ)が、導線を通じて雷を地中深くへ放電させる機能をもっていたことが明らかに。

「(東京タワーができたのは)昭和ですからね」と感心する狩野は、「どうやって作るの?」と疑問を浮かべた。東京タワーが誕生したのは1958年。当時テレビ局は、それぞれ自前のアンテナ塔を建てていたが、次々にできる塔をひとまとめにするために東京タワーが作られたとのこと。職人たちによって組み立ては全て手作業で行われたという解説を聞いて「ええ?」「やばいな」と、スタジオからは感嘆の声があふれた。

続いて、東京タワーの下までやってくると、「真下からみるとデカいね!」「めちゃめちゃデカい!」と興奮を隠せない2人。「なんで333mにこだわったのかっていうのも疑問のひとつですよね」と狩野。番組が調べたところによると、関東一円に電波を送るために必要な高さを計算したところ333m だったようで、312m のエッフェル塔を越えたいという思いも当時はあったそう。

続いて狩野から「(東京タワーが)電波塔として今も活動してるのか?」との疑問が。実は現在テレビの電波を担っているのは『東京スカイツリー』。東京タワーは主にラジオ電波を送っているという。

その後、展望台から東京タワーを見下ろし、「東京タワーのライトアップはいつから始まった?」という疑問を抱いた狩野とゆうちゃみ。実は現在のような全体をライトアップするようになったのは1989年から。手掛けたのは、世界的照明デザイナーの石井幹子さん。東京タワーは骨組みが華奢(きゃしゃ)で、普通に照明を当てると光がすべて抜けてしまうので、その細い骨組みの中に 照明を入れることで、内側から骨を照らせるようにしたそうだ。この情報に山崎は「なるほどね~」と納得したようす。さらにレインボーブリッジや姫路城などのライトアップも石井さんの手によって生まれ変わったことが紹介されると、「え!こんなやってんの?」と感心していた。

写真提供:(C)日テレ

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