やっと目を合わせてくれた…『厨房のありす』永瀬廉に少しだけ心を開いた門脇麦に安堵の声、でも新たなウソが…
2024.1.30 17:151月28日に日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』の第2話が放送された。
(※以下、ネタバレを含みます)
「料理は化学です」が口癖の八重森ありす(門脇麦)は、自閉スペクトラム症(ASD)の特性ゆえ、大きな音や強い光、人との会話が苦手で生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と化学の理論に基づき、おいしくて癒される“やさしいごはん”を振る舞う天才料理人であった。
ありすの店『ありすのお勝手』で、住み込みで働くことになった青年・酒江倖生(永瀬廉)だが、ありすから“しょうゆが左、ソースが真ん中、七味唐辛子が右”といった調味料の配置や、テーブルの拭き方など厳格な“ルール”を提示される。その複雑さに倖生はメモを取るのが精一杯。そんな必死な倖生の様子に「ありすのこだわりすごい。倖生くん頑張れ」「メモちゃんと取ってるのかわいい」など応援のコメントも多く投稿されていた。
倖生は、ありすの友人でお店のスタッフでもある三ツ沢和紗(前田敦子)に、“目も合わせてもらえない”と相談。そんな倖生に和紗は“ありすが目を合わせるのは自分と心護くらい”と伝え「人と人とは信頼関係だよ。頑張りな」と倖生を激励。
そんな和紗も夫・金之助(大東駿介)がキャバ嬢と遊んでいたことを知り、開店前のありすのお店で怒りをあらわに。和紗が離婚するかもしれないと、不安になったありすを父・心護(大森南朋)が落ち着かせようとしていると、ありすがある異変に気づく。倖生が並べた調味料の並びが違っていたのだ。ありすは「しょうゆが左、ソースが真ん中、七味唐辛子が右です!」と叫びながら家を飛び出してしまう。「倖生さんとは一緒に住めません」とかたくなに戻ろうとしないありすを、その日は和紗が引き取ることに。
冷静になったありすは、自分の決まりを倖生に押し付けてしまうことに「私はすごいわがままな人間です」と和紗に漏らす。ありすに離婚するのか聞かれた和紗は「離婚なんかしてる場合じゃない、あいつ(夫・金之助)にはまだまだ働いてもらわないと!」と現実的な返答。そしてありすに対し「一緒に住むっていうのは譲り合いだからね、お互い嫌なところも含めてやっていくっていうこと」と語った。またありすは、心護や和紗のサポートに感謝しつつも「今のままでいいんでしょうか?」と不安になっていた。
翌日、ありすは心護と倖生に対し「昨日言ったことは撤回します。これからも倖生さんと一緒に暮らしていきます」と話すと、これまで譲らなかった“ルール”に関して、調味料の並びや、テーブルの拭き方は倖生に任せるとした上で「なお、また何かあった場合には随時、新ルールとして更新するとします。いかがでしょうか?」と、倖生を見つめながら提案。倖生は目が合ったことに驚きつつ「うっす」と返答。視聴者も「目合わせてくれたってことは信頼してくれたってことだよね!」「miwaの主題歌の流れるタイミング最高すぎる」など、ありすの変化や2人の今後の展開に期待する声をコメントし、盛り上がりを見せた。
ラストシーンでは、たまたま見つけた昔の心護の写真を倖生が眺めていると、ありすはそこに映る五條蒔子(木村多江)を指さし「この人は私のお母さんです」と告白。心護からありすの母は死んだと言われており、驚く倖生にありすは、自分を育ててくれたこともあり「お父さんのウソを信じたフリをしなければいけません」と胸の内を明かした。この展開に、SNSでも「ありすは全部知ってるんだ…」「お父さんの嘘を全部知ってるんだ」「最後にぶっ込んできたな」「なんかいろいろ複雑そう…」と反響を呼んだ。
次回第3話、和紗のお腹にいる子どもの名前を考えるうちに、ありすは自分の名前をつけた母の思いが知りたくなってしまう。また、スーパー三國谷の店長・優作(前原瑞樹)から「ありすの店で足手まとい」などと言われてしまった倖生だったが、とあるきっかけで『ありすのお勝手』を1人で回すことに。倖生は汚名返上となるか…