ハリセンボン19年ぶりに笑顔で再会　“ちゃんとお礼を言わずすみません”と名乗る先輩芸人が登場

デビュー20周年を迎えたお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかが、29日放送の『しゃべくり007』に出演。19年前、まだデビュー間もない頃に初のレギュラー番組で共演していた先輩芸人と再会し、ハリセンボンの素顔について明かされた。

番組では『感動の再会SP』と題して、ハリセンボンが『クイズ！私のこと覚えてますか？』の企画に挑戦。お世話になった恩人や苦楽を共にした芸人仲間など関係深い5人の仲間たちとスタジオで再開した。

その中に“ちゃんとお礼を言わずすみません”と語り現れた1人の男性。実はこの男性、ハリセンボンの2人と約19年前に出会っているそうだが、現在の仕事については「ノーコメント」と黙秘。しかし、男性の顔を改めてよく見た2人は笑みを浮かべて「わかった！」といい、「芸人さんで、TBSの『10カラット』っていう番組に出ていた」と過去に共演していた先輩芸人であることを思い出した。

そして、2人は「（お笑いコンビ）元マチコの勝又さん」と名前までもはっきりと予想し、見事、正解。男性は約19年前、ハリセンボン初のレギュラー番組で一緒に出演していた先輩芸人・元マチコの勝又伸悟と判明した。番組が約半年で終了した後、勝又は2007年にコンビを解散。一方、ハリセンボンは次第にお茶の間の人気者になっていったという。

活躍していくハリセンボンの姿を見て勝又は「普通にうれしかった。こんな気持ちってあんまりないんですけど、近くで見てて、めちゃくちゃ苦労してたり、めちゃくちゃしんどかったり目の当たりにしてるので」と当時を振り返りコメント。

そしてコンビ解散後も芸人を続け、地道にトークライブをしていた勝又は、「ハリセンボンに“1回来てもらいたいな”って思ってたんですけど、やっぱりギャラもそれなりだったので。そしたら、ハリセンボンの方から“たまたまみたいな感じだったらいいですよ”みたいな」と言われ、何とトークライブにノーギャラで出演してくれたという。

続けて勝又は「（会場が）パンパンになって、外まで人がいっぱいで、初めてでしたね。ずっと赤字だったんですけど、あれで持ち直したので、めちゃくちゃ感謝してます」とハリセンボンの粋な計らいに対し、ちゃんと感謝の気持ちを伝えていなかったことを明かした。

また、スタジオには約19年前の番組で共演していたバッドボーイズやオジンオズボーンの篠宮暁、元コンマニセンチの堀内馬鹿祭といった芸人たちも登場し、ハリセンボンの2人は19年ぶりのメンツとの共演を懐かしんでいた。

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写真提供：（C）日テレ