「1人で地獄には行かせない」過去に暴行された男への復しゅうに燃える硝子に協力者が…「俺は不幸になってもいい」

2024.1.28 19:00

1月26日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』の第4話が放送された。

学生時代にいじめ動画を拡散され、火事で家や家族も失ってしまった灰原硝子(志田彩良)が、10年経ったある時、自らを苦しめた同級生たちがインタビューに楽しそうに答える姿をテレビで見かけた硝子は、復しゅうを決意。硝子は、まず、いじめの首謀者・海崎藍里(吉本実憂)を制裁。硝子の策略により、藍里は結婚式の記念映像を流す場面で、自らの不貞行為をさらされた上、不運にも階段で足を踏み外し病院送りになってしまう。

硝子は、次の標的を暴行の実行犯・大桃武(芳村宗治郎)に定めた。武を尾行し、素性を探る中で会員制のバーに行き着いた硝子。そこに姿を現したのは、学生時代の硝子を動画に出演させた、かつての人気配信者・徳道仁(本郷奏多)であった。配信者として稼いで得た資金を元手に経営者となった徳道は、今いるこのバーも自分の店舗であることを明かした。

そんな徳道に、硝子は “復しゅう”こそが自分の生きる意味であると告げると、復しゅうのために自分もバーの会員にしてほしいと懇願(こんがん)した。これに徳道は「復しゅうはやめてくれ」と頼みを断り人生を無茶苦茶にされたとはいえ、普通に生きる道を選択するよう硝子を諭した。

再び徳道に協力を拒まれた硝子が、武の妻と娘に接触する場面も。何かを予感させるこのシーンにSNS上では、「まさか子どもに危害を加えるの?」と悲観的な考察コメントも見られた。

その後、硝子から何度お願いされても徳道の決意はゆらがず、復しゅうへの協力を断り続けた。それでも硝子が「10年忘れる努力をしてきました。だけど片時も忘れることはなかった。そんな憎い相手に体を差し出すことができるほど私は狂っているんだと思います」とつぶやくと徳道は流れる涙を拭いつつ「1人で地獄には行かせない、硝子の幸せのためなら俺は不幸になってもいい」と協力を約束した。この場面には、ネット上でも「徳道さんの優しさがしみる」と称賛のコメントが集まった。

次回第5話、一見、イクメンでよき父親の武だが、その実像は育児を妻に押し付けたりと理想とは程遠いものであった。ある時、そんな武が参加するオンラインサロンの会合が徳道のバーで開催。硝子は10年ぶりに徳道にメイクを施してもらい別人として接触を試みて…。

『消せない「私」―復讐の連鎖―』日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分放送 
TVer、Hulu では、毎週金曜24時30分から定時配信

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写真提供:(C)日テレ

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