ドラマ『院内警察』 工藤美桜が“初タバコ”に挑戦も、NG連発? 「○○の練習をしてなくて…(笑)」
2024.1.26 07:00フジテレビにて毎週金曜日よる9時から放送中のドラマ『院内警察』。1月26日の第3話より、『仮面ライダーゴースト』『魔進戦隊キラメイジャー』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』などへの出演で話題の俳優・工藤美桜が“看護師役”で出演。撮影の合間を縫って行われた取材に劇中の衣装のまま応じ、慣れないタバコのシーンで苦労した裏話や、共演者たちとの仲むつまじい現場エピソードを語った。
◆自身憧れの“看護師役”は、ギャップが魅力
本作は実際の病院にも設置されている“院内交番”を舞台にした医療エンターテインメントで、主演の桐谷健太が敏腕院内刑事・武良井治(むらい・おさむ)を、瀬戸康史が天才外科医・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)をそれぞれ演じている。劇中、2人の間には“謎の因縁”が示唆されており、第1話(1月12日 放送)から“バチバチ”の探り合いを見せる“イケメン対決”にSNSでは「引き込まれた」「展開が気になる」と話題だ。
そんな中、工藤美桜が演じる看護師・白石日向(ひなた)は、患者たちから“病院のオアシス”と呼ばれる癒し的存在。工藤自身も「すごく心優しくて、繊細だからこそ人に迷惑をかけたくないっていう思いが強くて、だけどそれを考えすぎるがゆえに抱え込みすぎちゃったりしてしまうような子」と役柄を表現。自身が思う“理想的な女の子”と語った。
一方で、日向には“タバコを吸う”というギャップも。この設定は全くの非喫煙者である工藤にとって高いハードルだったようで、撮影中の苦労を次のように明かした。「タバコは吸ったことがなかったので吸う練習をしました。なんとか吸えてるように見えるかなと思えるまでにはなったんですけど、“消し方”の練習をしてなくて……(笑) 短くなったら消しやすいみたいなんですけど、まぁまぁ長めで消すっていうシーンがあって、そこで結構NGを出してしまいました(笑)」。ちなみに、練習にはタールの入っていない“茶葉のタバコ”を使っていたそうだ。
だが数々の“失敗”を乗り越えたかいもあり、「(工藤美桜という俳優の)新しい一面が見られると思いますし、日向のギャップや彼女が抱えていることについて細かい感情も頑張って表現しようとお芝居したのでワクワクしながら見ていただけたらなと思います!」と自信をのぞかせた。
◆桐谷からのアドバイスで、“感情”を前に
3話から登場することもあり他の共演者たちとはやや遅れて撮影に入った工藤だが、「もうみなさん本当に優しくて……」と安堵(あんど)の笑顔を見せていた。当初、緊張から“前室”になかなか入ることができなかった際には、劇中で院内交番事務員・川本響子を演じている長濱ねるから「一緒に中、座ろう!」と声をかけてもらったほか、日向の姉・麻酔科医の白石葵(あおい)を演じる馬場ふみかとは約8年ぶりの共演にもかかわらず、周りから「すごい近いね!」とツッコミが入るほどの“距離感”で過ごせているという。
そして本作主演の桐谷からは、第3話の後半で登場する“あるシーン”の撮影の際に貴重な演技のアドバイスを受けたという。工藤が台本の内容と実際の演技の“バランス”をうまくとれず悩んでいたところに、桐谷から『日向にはもっと“過程”があると思う』と声をかけられたそうだ。「『自分の悩みについてお姉ちゃんが体を張ってくれたりして……という思いがすごくあるはずだから、それがもっと前に出ていいと思うんだよね』とアドバイスをいただいて、確かにって!」
桐谷の助言のおかげでより感情を表現することができたという工藤は「すごくありがたいお言葉をいただきました」と感謝を述べた上で、「そうやって声をかけてくださる先輩が身近にいて、私も将来そうなれたらいいなってすごく思いました」と新たな目標を掲げた。桐谷のアドバイスを受けたのが実際にどんな場面の、どの演技のことなのか、第3話を見る楽しみがまた1つ増えたのではないだろうか。
『院内警察』
毎週(金)21時~21時58分
出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親 他
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
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