西野七瀬&高良健吾『1122 いいふうふ』夫婦役で初共演 西野は高畑充希の夫・岡田将生の「公認の恋人」に
2024.1.23 12:45「妻に読ませたくない」、「夫に読ませたい」とそのリアルさが話題となり、夫婦としてのあり方に一石を投じる、全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を得て、累計販売部数146万部を超える大ヒット漫画となった渡辺ペコの「1122」。本作の実写化が実現し、2024年6月、Prime Videoにて世界配信が決定した。
本作のドラマ化で監督を務めるのは、『窓辺にて』(22)、『 アンダーカレント』(23)など引っ張りだこの今泉力哉。脚本は今泉監督の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』(12)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際 映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で、準グランプリにあたる「子ども審査員賞」を受賞したキャリアをもつ今泉かおりが務め、初の夫婦合作となる。
注目のスタッフと共に本作を彩るキャストには、昨年4月期のテレビドラマ「unknown」(23/EX)と、舞台「宝飾時計」 など様々なフィールドで活躍する高畑充希と、『ドライブ・マイ・カー』(21)、『ゆとりですがなにか』(23)などの映画作品のほか、舞台やテレビドラマで全く違う顔を見せ、今泉監督作品に初出演する岡田将生が出演、W主演にして初共演となる。
今回解禁するキャストは、岡田演じる二也(おとや)と生花教室で知り合い、“恋人”となる志朗の妻・柏木美月を演じる 西野七瀬と、妻・美月の夫であり、子育ては妻の仕事と割り切るビジネスマン、柏木志朗を演じる高良健吾、そして美月と志朗の一人息子・柏木ひろを演じるのは千葉惣二朗の3人。
西野は「最後の日まで悩み続けた撮影期間でした。今までやってきたことよりも、更に繊細な表現ができるのか、常に挑戦させていただける時間でもありました。」と、撮影期間を振り返った。
また、高良は自身が演じる役柄について「とても不器用な人間です。はじめに脚本を読んでいる時はなかなか好きになれない人間だったのですが、読み進めるにつれて志朗の人間臭さ、未熟さに惹(ひ)かれていく部分がありました」と語った。
リアルな恋愛模様を魅せる今泉力哉監督が、4人のキャストと共にいびつな2組の夫婦をどのように映していくのか、見どころ満載のドラマである。
【キャストコメント】
西野七瀬 柏木美月役:志朗の妻であり、二也の恋人
最後の日まで悩み続けた撮影期間でした。今泉監督は細かく見て、聴いて、テイクを重ねながら微調整をしていくような演出で、自分にとって初めての経験になりました。
今までやってきたことよりも、更に繊細な表現ができるのか、常に挑戦させていただける時間でもありました。無意識の部分も見抜いてもらえて、的確に意図を受けることができました。この物語の軸である4人の人物が、自分の行動をどう受け止めて過ごしていくのか、ぜひ見守っていただきたいです。
高良健吾 柏木志朗役:美月の夫
今回、1122で今泉監督の現場を経験できた時間は自分にとってかけがえのないものになりました。今まで感じた事がない、役との距離感を味わう事ができました。
柏木志朗という役はとても不器用な人間です。はじめに脚本を読んでいる時はなかなか好きになれない人間だったのですが、読み進めるにつれて志朗の人間臭さ、未熟さに惹(ひ)かれていく部分がありました。現場で演じていても、現場でしか気づけないような役の心情もあり面白い経験をしました。きっと自分にしかできない志朗が演じられたのではないかと思います。
【ストーリー】
結婚7年、セックスレス。子供なし。ふたりだけの夫婦のあり方、模索中。毎月第3木曜日は、夫が恋人と過ごす夜。妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子供がいなくても、ふたりの仲は問題ない・・・。だけど、私たちには“秘密”がある。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。
結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ。
一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は・・・?これは、「結婚」という〈ハッピーエンド〉の続きにある物語。
『1122 いいふうふ』 2024年6月、Prime Videoにて世界独占配信予定!