ハリセンボン・近藤春菜 “はるかとは余りもん同士で組んだコンビ”ツッコミの苦悩を語る

2024.1.22 07:15

お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が21日放送の『おしゃれクリップ』に出演。相方・箕輪はるかとのコンビ結成の裏側やツッコミとしての手ごたえを得るまでの苦悩を語った。

■芸人になりたいと思ったのは中学生の時「人が笑ってくれることが何よりも快感」

MCの山崎育三郎に「元々はどういう性格でした?」と聞かれると春菜は「元々めちゃくちゃシャイで人見知りで、小学校1年生からガールスカウトをやってたんですけど、それで結構人前に出る機会みたいなものをやるようになって慣れてきて」とシャイな性格を克服したことを明かした。

初めて芸人になりたいと思ったのは中学生の時で「人が笑ってくれることが何よりも快感だってことに気が付いたんですよ。中学生くらいになるとクラスの目立つ男子が教室の前に出て何かやったりとかするじゃないですか。みんながウケたりすると“え?この子のどこが面白いんだろう”みたいな感じでめちゃくちゃ斜めから見てたんですよ。

それで自分で何か嫉妬心、みんなから面白いって思われていることがうらやましいみたいに思って、“自分もこういうことがしたいんだ人前で”って気が付いて」と話し、芸人になる夢を持ったきっかけを語った。

■養成所でコンビ結成

高校生の時に初めてコンビを組むも自然消滅に。その後短大に進んだのちに心を決め、お笑い養成所NSCの門をたたいた春菜。

山崎から「なんで(相方に)はるかさんを選んだんですか?」と問われると、「みんなやっぱ(養成所では)女子が少ないからコンビ組むのも早いんですよ。はるかが勇気出して仲良し4人組の一人の子に声をかけて、やばいと思ってこのままじゃ一人取り残されると思って」「“トリオでやらない?”って声掛けたら、はるかから断られまして」と告白。 しかし「その3日後ぐらいに、はるかが一緒に組んだ子から“箕輪さん何考えてるかわかんない”っていわれて、コンビ解散されたんですよ。“じゃあ余りもん同士でやる?”っていって組んだ」とコンビ結成が余りもの同士という意外な展開だったことを明かした。

■ツッコミがうまくできない苦悩

山崎から「どのあたりから芸人さんとしての自信っていうか、これでいいんだって思い始めた?」と問われると「”これでいいんだ”みたいなのはずっと…不安は不安なんですけど」と話しはじめた春菜。養成所時代、漫才のネタ見せでは春菜のツッコミに対するダメ出しばかりだったといい、「だからすごい自信もなかったし、男性と違って言葉遣いも難しいしで、関東の人間だと関西弁の“なんでやねん”みたいなキレのいい一言みたいなのもなくて、もうどうしたらいいかわかんなかった」と苦悩していたことを告白。

そんな状況を打破したのは初めてコントを作った時のこと。「キャラクターに入ってツッコんでたら何かすごい自然とツッコミが出てきて、自分でやってても楽しかったし、そのツッコミワードがすごいはまっていく感じがわかったんですよね」と手ごたえを得た時の感触を振り返った。そして「何か自分なりのツッコミみたいなのができた時に楽しいなって思うし、人が自分のツッコミで笑ってくれたとか、ちゃんとつっこんでこのボケが面白いとされたっていう時に自信みたいなのが出てきたかもしれないですね。」とツッコミの醍醐味(だいごみ)を語った。

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写真提供:(C)日テレ

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