宮崎・青森・富山発 “一度は食べたい!激うまご当地おでん”…その特徴とは!?
2024.1.21 10:00嵐の櫻井翔が司会を務める日本テレビ系『1億3000万人のSHOWチャンネル』が20日に放送され、『この冬食べてみたい!ご当地おでん』と題し、宮崎県・青森県・富山県のご当地おでんが紹介された。
まずは宮崎県都城市のおでん。その名も『都城おでん』。その特徴はトロトロになるまで煮込んだ“軟骨”をメインに、南九州地方周辺の呼び名で『おやし』と呼ばれる“大豆もやし”などの具が入っていて、都城市民はトロトロの軟骨を食べた後、“おやし”で口直しをするのが一般的な食べ方だという。
続いては青森県から『青森おでん』が登場。青森ではおでんに“からし”ではなく、ショウガをすり込んだミソをかけて食べるという。またおでんの具材には青森ならではの“根曲がり竹”や“つぶ貝”、そして“大角天”と呼ばれている薄く四角く天ぷらのように揚げた練り物を使用。おでんのつゆは昆布としょうゆのみのシンプルな味付けになっている。
最後は富山県から『富山おでん』が登場。魚介類が豊富に獲れる富山では、かまぼこ文化が根付いており、おでんの具材も“ねじり太ちくわ”や“赤巻きかまぼこ”などの練り物の種類が豊富。また昆布の消費量が日本トップクラスの富山では、おでんに大量のとろろ昆布をのせて食べるといい、地元の人によると「かけるほどおいしくなる」という。
また富山のおでん文化はこれだけではなく、なんとラーメン屋でおでんを食べることも。市内にある『富山らーめん王国 まるたかや』を取材すると、ラーメンとおでんの二刀流を堪能するお客さんが多い。“おでん”を“ラーメン屋”で食べる文化についてお店の人に聞くと「元々はおでん屋から始まった」といい、昭和27年に、このお店でラーメンとおでんの両方を出したところ、市内にある他のラーメン屋でもおでんを出すようになり、この食文化が根付いたという。
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