【先週読まれた人気記事】『世界一受けたい』風邪予防にビタミンCが効果あるは間違い?実はあるお菓子にも予防の役割が…

2024.1.20 13:15

古今東西の名物講師が登場し自ら“使える学問”を講義する『世界一受けたい授業2024年 古い常識をアップデート2時間SP』が1月6日に放送された。『2024年 年始めに古い常識をアップデートTOP6』という講義では、専門家がこれまでの常識をくつがえす新たな知識や情報をランキング形式で紹介した。

第6位にランクインしたのは『教科書』にまつわる話題。教科書の内容は年々アップデートされており、歴史上の出来事など新たな発見があるたびに書き換えられる教科書もあるのだという。例えば、鎌倉幕府が成立したのは1192年ではなく1185年に変わっており、源頼朝が全国に守護と地頭という役職を置いて全国の統治を始めた1185年を、鎌倉幕府成立の年とするようになった教科書もあるのだという。

現役中学生の俳優・寺田心は「“いいはこ”(1185年)も“いいくに”(1192年)も、受験の時とかはどっちも覚えさせられたイメージがあります」とコメント。この発言に堺正章校長は「覚えることが多くなったね」とリアクションし、くりぃむしちゅー・上田晋也教頭も「われわれ昭和に生まれといてよかったかもしんないですね」と続けた。講義ではほかにも歴史上の人物の表記の変化や、惑星から冥王星(めいおうせい)が外されたといった話題が取り上げられた。

第5位に選ばれたのは『健康』に関する新常識。風邪予防に効くイメージのあるビタミンCには、風邪を予防する効果はほとんどないという研究結果が紹介された。ビタミンを摂ることで風邪の期間が短くなるという報告はあるものの、予防や症状の軽減にはほとんど意味がないのだという。専門家は、風邪の予防としてガムを噛(か)むことを紹介、ガムを咀嚼(そしゃく)することで分泌される唾液に、空気中にまん延するウイルスの侵入を防ぐ役割があることを明かした。

第4位の『中華料理』の話題で登場した講師は、『トゥーランドット臥龍居(がりゅうきょ)』など、都内4店舗のオーナーシェフを務める脇屋友詞氏。

脇屋氏は最新のアイデア中華をスタジオでふるまいつつ、自身がアップデートさせた中華料理に関する常識を明かし、大皿ではなく少量のコースで多くの品目を食べられるようにしたことや、辛さが苦手な人でも食べられるよう開発された豆乳坦々麺のレシピなどの開発秘話を次々と紹介した。脇屋氏のアイデアの数々や奮闘の歴史に、スタジオからは「すごい人だ」と感動の声があがった。

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写真提供:(C)日テレ

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