木村多江　“怪演女優”と呼ばれるゆえんは動物にあった？　サル、トカゲ…動物園で形態模写

俳優の木村多江が1月13日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY （アナザースカイ)』に出演。幸薄系から狂気まで操る“唯一無二の怪演女優”として知られる木村が、意外な場所で役者魂を披露した。

今回の旅で、世界的に有名な『シンガポール動物園』を訪れた木村。「動物好きなので、家族と来てエサをあげたりとか。でも子どもが全部エサあげちゃって、私もあげたかったのにあげられなくて、“えー！全部あげちゃったの？”って言って、すごい悔しかった記憶が」と、母の顔をのぞかせながら散策し、動物園の目玉“サイのエサやり”でリベンジを果たすと、「ザラザラしてるよ」と笑顔でサイをなでる木村を見て、MCの今田耕司が「サイ触れるんですか？」と驚き。

プライベートでアマゾンを2度も訪れるほどの動物好きだといい、見るだけでは満足できず、写真を撮りまくり、細かなしぐさに眼を凝らした木村は「動物の動きっておもしろいじゃないですか。ああいう動きを覚えておくんですよ。何か芝居に使えるかもしれない。今みたいにちょっと首がこういう風に動くとかね」と突然サルの動きを模写し、役者魂を披露。

「人間にはない動きを記憶していくと。何でももらえるものはもらいたいですね、お芝居のね」と、常に意識が芝居に向いていることを明かし、「いろんなものをインプットして、自分がアップグレードしてくということは、すごく必要だなって思うんですよね」と思いを語った木村は、耳に入ったサルの独特な鳴き声にも「気になる」と興味を示し、「吸った時に“ハー！”って言って、“ホー”って言って」と観察した上で模写。

さらに、動物園を歩く野生の大トカゲに目をつけ、湧き上がる興味で食い入るように観察し、形態模写すると、その様子を見守った今田は、木村のドラマでの怪演を回顧しながら「何らかの動物じゃないですか、興奮した。ちょっと人じゃない動きというか。木村さんの怪演はちょっと動物。動物たちが育んでいるとこあります？」と指摘。それを受けて木村は「どうか分かんないんですけどね」と笑顔を見せた。

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写真提供：（C）日テレ