巨大魚ハンター・ももか お正月“めでタイ”を狙う! 1㎏1万円の超高級魚を釣り上げられるのか?

2024.1.14 14:00

1月14日放送の『超無敵クラス』に10代の巨大魚ハンター・千葉ももかさんが登場。新年一発目の放送にちなみ、ある“おめでたい”幻の高級魚ゲットを目指し、モデルの翔とともに奮闘する様子に密着した。

ももかさんは3歳から釣りを始め、釣りに青春の全てをささげる巨大魚ハンター。番組では、1年前から過去5回にわたり、全国の海で武者修行する彼女を追いかけてきた。密着企画の第6弾となる今回、富士山の南側に広がる駿河湾を舞台に「新年一発目ということで、“めでタイ”のタイを狙います」と宣言する。狙うは、数が極端に少ないため幻と言われる超高級魚。中でも体長40cm、1kgを超えるような大物は1万円以上で取り引きされるという。

そんな“幻のタイ”ゲットに執念を燃やすももかさん。その背景には、「(過去のロケで)3連敗という悔しい結果になった」つらい記憶があった。昨年5月からももかさんと翔の2人はターゲットを1匹も釣り上げていないため、このままでは企画存続も危うい。汚名返上をかけて臨む今回、港から船を走らせ15分でポイントに到着し、運命の釣りがスタート。

魚がヒットした翔

釣りのコツを弟子の翔に伝授しながらその時を待っていると、先に流れをつかんだのは翔。しかし、最初のヒットは、もたついたせいで獲物を逃がしてしまい、2回目のヒットでは手際よく釣り上げたが、ターゲットではない体長15cmのアジ。

そんな中、3回目のヒットで釣り上げた魚はターゲットではなかったものの、ターゲットと同じ、砂地に生息する高級魚イトヨリダイの仲間。

狙いは間違っていないことがわかり希望の光が見えてきたその時、ついに、ももかさんの竿(さお)にも引きが! そして釣り上げた魚を見て、「え? え?」と戸惑うももかさん。それもそのはず、これこそ今回のターゲットである“幻のタイ”『シロアマダイ』だった。

シロアマダイは身が柔らかく、独特の甘みが特徴で、水揚げされる量が極端に少ないため、クエやノドグロと並ぶ超高級魚。ももかさんが「これ釣るのに何年もかかる人もいるんです」と言うほど、滅多に釣れない魚だという。

しかし、超高級魚と呼べるのは1kgを超える大物クラス。ももかさんが釣ったのは重さ170g、体長25cm。大物クラスには遠く及ばなかった。

富士山にお願いする翔(左)とももかさん(右)

引き続き巨大シロアマダイゲットを目指すももかさんと翔。そんな2人の眼前に、ここまで雲間に隠れていた富士山が出現すると、喜んだのはももかさん。かつて「富士山にお願いすると釣れた」経験があるといい、今回も目標達成を願って手を合わせることに。そして後半戦。富士山への祈りが通じたのか、これまで以上に竿がしなりだし、幻のタイが次々と食らいつくまさかの入れ食い状態に。しかし、釣れるのは小物ばかり。未だ目標の1kg超えが現れないままタイムリミットが迫る。

それでも、ももかさんには諦めきれない思いがあった。実は前回の密着で、6日かけても釣れなかったカジキ釣りの撮影後、「幼少期から釣りをやってきて、釣れるのも釣り、釣れないのも釣りと教わってきたけど、釣れない悔しさはこの6日間が人生で1番だったと思います」と語ったももかさん。悔しさと歯がゆさで、家でも1人涙が止まらなかったという。

それだけに、巨大魚ハンターの名にかけて、今回こそは必ず大物を釣り上げると心に決めていたももかさん。そしてついに、その思いが報われる瞬間がやってくる。釣りを始めて5時間。ももかさんの竿にこの日一番の強い引きが。大きくしなる竿の先には、一目で1キロ超えとわかる巨大シロアマダイの影。ももかさんは両手で顔をおさえ、思わず涙が…。 格闘の末に釣り上げたその獲物は、この日釣り上げた13匹の中で最も重い1.1kg。見事目標の1kg超え達成!こうして過去5回と合わせて計82時間にも及ぶ激闘がついに決着した。

笑顔のももかさん

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写真提供:(C)日テレ

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