「山頂でカップ麺を食べたい！」上白石萌歌が“登山マニア”井之脇海と共に人生初の登山に挑戦

俳優の上白石萌歌が1月10日放送の日本テレビ『沸騰ワード10 2時間SP』に出演。念願の山登りに初挑戦した。

打ち合わせ中の上白石にスタッフが直撃すると「やっと来てくれたんですね～！」と上白石は早くも上機嫌。そんな彼女がやりたかった企画が“登山”だった。

後日、スタッフと共に早朝から山梨県の山のふもとへとやってきた上白石は、登山用のスタイルに身を包んで準備万端。「山頂でカップ麺食べたいなっていうのは夢ですね。おいしいんだろうなって…念願です！」と、登山の動機が“山頂でのカップ麺”にあることを明かした。そんな上白石の願いをかなえるべく、番組は“山のスペシャリスト”に声をかけていた。そのスペシャリストとは、俳優の井之脇海。“山に取り憑（つ）かれた俳優”としてこの番組でも何度も登山ロケをしており、四六時中山のことばかり考えているというほどの“登山オタク”。上白石とは、これまでにドラマなどで何度も共演しており、上白石のおばあちゃんに至っては、2人が結婚すると思い込んでしまっていたというほど、家族ぐるみで仲の良い俳優仲間であった。

そんな2人が今回挑むのは、山梨百名山の一つにも数えられる、標高1058mの羅漢寺山（らかんじやま）。四季折々の自然が楽しめるのはもちろん、『富士山を貫く巨大な岩』『山に突如現れるビーチ』『断崖絶壁の大パノラマ』という、この山に登る上では欠かすことのできない3大スポットもあるという。

早速山へ入っていく2人。クリを拾ってみたり、落ち葉を仮面のようにして楽しんでみたりと和気あいあいと登山を楽しんでいる様子。すると、ちょうど登山道をふさぐように大きな木が横倒しになっているのを発見。「山っぽい光景！すごー！」とテンションが上がる上白石だったが、“登山マニア”である井之脇は「いやぁ…カッコいいですね！」と、バシバシと写真を撮り始め、上白石以上にテンションが高まっている様子を見せた。一心不乱に写真を撮りまくる井之脇の姿を横から上白石が激写、というシーンも。さらに井之脇は道の脇に転がっている岩にも興味津々。「休み時間に携帯で岩ばかり見てる」と語ると、さすがについていけなかったのか上白石は「ウソでしよ！？」と驚く。上白石にとっては「岩は“岩”」に過ぎなかったようだ。

晴れた日には富士山を貫いているように見える1つ目の絶景スポットの巨岩『太刀の抜き岩』に続いて2人が到達したのは、2つ目の絶景ポイントである『山に突如現れるビーチ』。岩肌としてむき出しとなった花こう岩が100万年もの年月をかけて風化して砂状になったもので、初めて見た上白石は「なんか日本なのに異国に来た感じがある…めっちゃキレイですね！」と笑顔に。「また別の山に登った感じ…おもしろいね！」と、登山の楽しみ方も実感していた。山を好きになってくれつつある上白石に井之脇からスイーツのおもてなしが。用意したのは火が使えない山でも発熱剤と水を加えることで98度まで温めることができるクーラーバッグ。この中にお餅と蒸したさつまいも、さらにココナツミルクを入れてグツグツするまで温める。そこへ、あんことドライフルーツを入れて、日本風に井之脇がアレンジしたベトナム発祥の伝統的スイーツ『チェー』の出来上がり。一口食べてみた上白石は「しみるね」「おいしすぎる！ココナツが合うね、さつまいもに！」と大喜び。「甘いものってこんな元気出るんだね！しかもこんなにいい場所で山見ながらあったかいもの食べるって最高だね！」と、山で食べるスイーツのおいしさに感動しきりだった。

ここから山頂まではラストスパート。一緒に鼻歌を歌ったりしつつ急こう配を登り、最後の難関ともいえる160段にも及ぶ急階段を上った先に見えたのは、南アルプスから甲府市の街並みまでをも一望できる360度の大パノラマ。登山開始から3時間、見事2人は頂上まで到達することができた。山頂からの景色に上白石は「めっちゃキレイ！すごいね！素晴らしいね！なんか神々しいね、山頂って」と大感激。「ちょっと思ったのが、人生みたい？山登りって。キツい道があった先に緩やかな道があったりとか、後ろ振り返ったら今まで歩いた道があり…人生じゃない？山登りって」と今回の登山を振り返ると、一緒に登ってきた井之脇も「うれしいですよ。孫の入学式を見ているような…」と独特の表現で喜びを伝え、上白石からは「おじいちゃんじゃん！」と突っ込まれていた。

この後、念願の『赤いきつね』を山頂付近の山小屋で食べた上白石は「うまっ、うまっ！やばっ！グッとくる！おいしさが100倍くらい違う気がする！」と大喜び。さらにサプライズで井之脇が作ったパエリアにも舌鼓を打ち「大満足！」と最後まで登山を満喫していた。

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写真提供：（C）日テレ