『セクシー田中さん』最終話 木南晴夏、感動のラストダンスにSNSでは“田中さんロス”続出

2023.12.27 07:45

12月24日に日本テレビ系日曜ドラマ『セクシー田中さん』の最終話が放送された。会社では地味なOLだが、夜になると妖艶なベリーダンサー“Sali”という裏の顔を持つ田中京子(木南晴夏)は、今まで思いを寄せてきたはずの『Sabalan』の店主・三好(安田顕)からキスを迫られ不意に突き放してしまう。

(※以下、ネタバレを含みます)

久々に『Sabalan』を訪れた笙野(毎熊克哉)は三好から田中さんに振られたことを聞く。驚く笙野に、今日嫌いだった人を明日好きになったりすることもあったりと、日々変わっていくのが人生で、無難な人生なんてないと話し「ワクワクしない?」と田中さんには拒絶されたにもかかわらず不思議と笑顔で語った。ダラブッカの演奏で田中さんのベリーダンスとセッションする予定の笙野に、三好はクリスマスイベントへの出演を改めて命じた。

一方、田中さんは、心に迷いが生じており、それをかき消すようにベリーダンスに没頭するも、動きに精彩を欠いてしまう。突如、海外から駆けつけた伝説のベリーダンサー・愛子先生(未唯mie)も、田中さんに「サボってた? Saliちゃんらしくない」と苦言を呈す。クリスマスイベントを前になんとか動きを取り戻そうとするが、Miki先生(高橋メアリージュン)から表現の基本が出来ていないと、レッスン禁止を言い渡されてしまう。そんな田中さんを見かねて、朱里(生見愛瑠)は田中さんをデートに誘うことに。

笙野は、手術を控える母・悦子(市毛良枝)のお見舞いに訪れる。手術は成功したものの、悦子が夫・正晴(螢雪次朗)に差し出したのは離婚届。怒りに震える正晴であったが、悦子はただけんかがしてみたかったと笙野に笑顔を見せる。続けて悦子は、以前田中さんから教わった“退屈な毎日を変える魔法”のことを自分の行動と共に、こう話した。

「行きたい場所に来れた。初めての国の文化に触れた。好きな色のスカーフを買えた。一つ一つは些細(ささい)だけど、集まれば生きる理由になる」。悦子にとって夫とのけんかは、生きる理由の一つでもあった。

2人でデートに出かけた先で朱里は、笙野が田中さんについて「伸びやかで自由で大胆で、この人にはかなわない。彼女なら自分で解決できる」と話していたことを明かす。さらに朱里は「私もそう思います。それでも背筋が曲がりそうになったら私がいつでも駆けつけます」と勇気づけた。その後田中さんはレッスンに復帰し練習に励んでいた。

クリスマスイベント当日、ダラブッカを持った笙野は約束通り駆けつけ、田中さんとの見事な共演を果たした。ショータイムが終わると、愛子先生はダンスの海外留学の話をするため田中さんを呼び出した。その一方、会場に来ていた小西(前田公輝)は朱里を外に連れ出し婚約指輪を差し出すも、その場でプロポーズ成功とはいかなかった。そして、田中さんを探す笙野であったが、すでに田中さんはお店を後にしており、愛子先生の手ほどきで留学のため海外に向かうのであった。SNSでは「田中さんと笙野が同じ舞台やってるの、なんかグッときた…」という声も見られた。

2年後、本格的にメークの仕事に就いていた朱里は、友人・華(円井わん)の結婚式でもメークを担当した。そしてその余興で、華の意向もありベリーダンス教室の生徒一同でお祝いのダンスショーも開催。朱里は。式に出席してした進吾(川村壱馬)と久々に顔を合わせると、かつて言われた「君のへっぽこダンスは他人を変える力がある」という言葉がうれしかったことを告げた。

海外遠征から帰国し、なんとかダンスショーに間に合った田中さんも含めたダンススクールの生徒一同で、笙野のダラブッカと共に華麗なベリーダンスを踊る場面でラストシーンを迎えた。最終回を迎え、SNS上でも「自分を見つめ直すきっかけをくれたドラマでした!」「すでに田中さんロスがヤバい」「続編待ってます!!」といった称賛の声が多く見られた。

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写真提供:(C)日テレ

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