ANZEN漫才・あらぽん “芸能界で生き残るには”と悩むも、意外な才能を披露! ヒロミは「これ一本でいけよ」
2023.12.21 18:45お笑いコンビ・ANZEN漫才のあらぽん(38)が12月12日(火)放送の、日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)のゲストの本気のお悩みをスタジオメンバーと視聴者が共有して解決するヒントを探る『お悩みチャットバ』コーナーに出演。芸能界で生き残るにはどうすればいいかという悩みを打ち明け、出演者から様々なアドバイスを受けた。
■あらぽんのお悩みは【解散後の活動に不安】
36年来の親友の相方・みやぞんと結成したANZEN漫才を、来年3月末で解散することを発表したばかりのあらぽんが生出演。交際からおよそ20年以上という妻・よめぽんも家計を支えるため週5日フルタイムで働いていて、VTRでよめぽんさんの収入があらぽんの収入を上回る時もあると話す。あらぽんは2歳の娘の父親でもあり、よめぽんさんは「だんだんと不安にはなってきた。娘も大きくなってきてお金がかかってくるので…」と不安を漏らした。
そんな中、あらぽんは芸の幅を広げるため、釣りやゲームの実況動画、宅建の資格取得など、さまざまなことに手をつけていて、よめぽんさんは「いろんなことに手をつけすぎてて、材料集めから始めて、結局続いていないことが結構多くて、いくら使ったかわからないけど、釣りざおが急に増えていたりだとか」と飽きっぽいことを明かした。さらに「あらぽんのことを聞いてくれているのに、勘違いしてみやぞんのことを説明してしまって、“僕ですか?”で終わっちゃう」とあらぽんのアピール力がなく「本当に一人で大丈夫なのか心配」とよめぽんさんは、夫の今後の活動に懸念を抱いていた。“不惑”の40歳を前に芸能界で惑わず生き残るためのアドバイスを出演者に求めた。
今回は妻・よめぽんさんも生電話出演をし、あらぽんと一緒にアドバイスを聞くことに。
MCの南海キャンディーズ・山里亮太が「ご家庭であらぽんさんは、どんな旦那さんですか?」とよめぽんさんに問いかけると、「基本的な家事とか子育ても、とても協力的で本当にいつも感謝しています」と答え、さらに山里が「完璧?旦那さんとして」と聞くと、「そうですね、完璧だと思います」と旦那としてのあらぽんを称賛。
山里は「それを言ってもらえるなんてすごいですよね」と驚き、火曜メンバーのアン ミカも「一つの売りというか、仲が良い、しかも純愛を貫いて結婚されている感じとか。結婚式の写真もオシャレだった」と感動した様子。あらぽんは「体育館みたいな所を貸し切って、セットも作ったんですよ」とこだわりを明かしたが、「それもちょっとやりすぎちゃってるところもあって」と自分の悪い部分を反省する場面も。
あらぽんのアピール不足が不安だと話すよめぽんさんは、「入り方がわからないのか、うなずいたりニコニコしている間に終わっちゃうみたいなことがよく…」と答えたが、ヒロミからは「横にみやぞんがいるから。みやぞんがバーンといったから(売れたから)、みやぞんに気を使っている部分もあるから。意外と一人になったら、なんかそれはそれでいいんじゃない?」と、あらぽんの優しさをくみ取った意見も。
ほかにも、よめぽんさんが気にしているのは飽きっぽさ。しかし、飽き性のあらぽんにもずっと続けていて愛している “ひょうたんアート”があると告白。すると、あらぽんが11年ほど続けている手作りの“ひょうたんアート作品”を披露した。
あらぽんは「種からひょうたんを育てて作っています」と話すとスタジオを驚かせた。予想を上回る芸術作品にアン ミカは「中国の方とかむちゃくちゃウケるんじゃない?世界でも」と絶賛。ヒロミは「(芸人じゃなくて)これ一本でいけよ!芸人に変にこだわっちゃダメ」と芸術的な才能を認め、山里が「ひょうたん職人ですか!?」と突っ込み、笑いが起こった。
■出演者からあらぽんへのアドバイスは?
実はあらぽんは山里を「めちゃくちゃ兄貴」と慕っていて、普段はMCに徹している山里にフリップを渡し「山里さんにも今日は書いて欲しい」とお願いする。
――火曜日メンバー・武藤十夢 『ひょうたんとSDGsのかけ合わせをする』
「注目されているみんなが知りたいことと、ひょうたんをかけ合わせたりすると、もっと発展していくんじゃないかなと思ったりとか、SDGsじゃなくてもお子さんの話が出たので、お子さんに教える教室を作ったりするとか。なんかいろんなことと掛け算して広げていくのがいいのかなと思いました」
――火曜日メンバー・石田健 『人がやらないことをやる(芸能界に限らず)』
「インスタとかYouTubeも、とにかくひょうたんだけを上げ続けているとちょっと狂気じゃないですか。なんかすごいものがあるんじゃないかと惹かれるんですよね。とにかく徹底的にひょうたんを磨き続ける」
――MC・武田真一 『好きになったものはずーっと大事に持っておく』
「飽きちゃったと思いこむんではなくて、好きなんだけど今はやっていないとかね。ひょうたんに飽きたとしても、“今はちょっとやっていないけど、ひょうたん大好きなんだよね”と言って回るとか。自分にアイテムを増やしておくと、聞きつけた人が“番組やりませんか?”とか。必ずどっかで引っかかってくると思うんですよね。だから飽きたって捨てない方がいいと思います」
――火曜日メンバー・ヒロミ 『家族を大事になんでもする』
「芸人にこだわらなくても、家族を養うためだったらなんでもやればいいと思うよ。頑張って!」
――火曜日メンバー・アン ミカ 『時代と手をつなぐまでワクワクを極める』
「自分が楽しんでいることって人にも伝わるし、大きく世界を見てとっぴもない大きい方とのコラボをおっしゃってますけど、いいと思います。夢は大きくで!ワクワクしてほかの人がやっていないことをやっていると向こうからきっと“こんなコラボしない?”って。唯一無二なんだもん、それは自分の宝です」
――MC 南海キャンディーズ・山里亮太 『ひょうたんの声になる』
「ナレーションが上手と聞いたので、わたくしも“じゃない方”芸人でずっといた時に、“じゃない方”じゃなくなったのは、声だけの仕事をやってからだったので。ANZEN漫才を卒業までに、そういう系の仕事を主に入れてもらってですね、“なんだ、こいつは一人でもできるんだ”って自分の実力を見せ続ける」
続けて、「あらぽんが面白いのは知っているので、この面白さをどれだけ出せるか。プラス皆さんのいったように趣味を磨き続けて、2本の武器で来年から頑張れるようになったらいいな」とエールを送った。
武藤のアドバイスを聞いたあらぽんは「たまたま今週足立区で、ひょうたんのイベントがあって、ワークショップをやるんですよ」とびっくりしつつも、うれしそうに話した。
番組のエンディングに、あらぽんが再び登場し、山里、ヒロミ、アン ミカに“ひょうたんアート”をプレゼント。山里が「良いなと思ったら、あらぽんの方に連絡いただければ!」と呼びかけた。
放送終了後、あらぽんはInstagramに「番組終わり降っていた雨も上がり、自分の心の雨もやんだ気がしました。今日のひょうたんはこういう感じで作りました。特別な日だったな」と綴り、3人にプレゼントしたひょうたんアートの写真とともに投稿していた。