最新作は一番小さく不遇だった子犬・スカイの成長物語 興収全米1位の『パウ・パトロール』SP映像公開

“パウパト”の愛称で親しまれ、いま最も注目を集めるアニメシリーズ「パウ・パトロール」。大ヒット公開中の劇場版最新作『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』のスペシャル映像が公開された。

日本公開に先駆け、全米では週末3日間のオープニング興行収入が前作比の175%を記録し、No.1となるマイティパワーさく裂の大ヒットスタートをきった本作。巻き起こるさまざまなトラブルに立ち向かうリーダーのケントと、個性豊かな子犬たちからなるチーム「パウ・パトロール」が、「パウっと解決！パウフェクト！」を合い言葉にそれぞれの特技を生かして大活躍する。

この度、解禁となったのは、生まれて間もない頃からスーパーヒーローになるまでのスカイの足跡を追いかけたスペシャル映像。映像を温かく包み込む、スカイを称えるような力強い歌声は、5度のグラミー賞に輝いた米国のトップスターであるクリスティーナ・アギレラのもので、時に傷つき、時に落ち込みながらも、その度に自分を信じて立ち上がるスカイの勇気が観る者の心を奮い立たせる共感必至な映像となっている。

スカイはエネルギッシュな性格で、“フライングヘリ”を乗りこなし元気いっぱいに大空を飛び回る女の子。本作ではまほうのいん石から手に入れたクリスタルで“パウジョンンアップ”したマイティな姿を見せてくれるが、実はパウ・パトロールの中でも特に体が小さいことに悩んでいた。映像では、そんなスカイの秘められた過去が明かされ、きょうだいたちの大きな体に押し出されてご飯にありつけない場面や、きょうだいたちが新しい家族に迎えられていくなか、最後の1匹になって真冬の小屋で寂しく過ごす様子が映し出される。それでもスカイは自分を信じ、ケントを追いかけて吹雪のなかへ駆け出して行くのだった。

本作でスポットライトがあてられたスカイの物語は、カル・ブランカー監督をはじめ、製作陣にとっても重要であったそう。ブランカー監督は「スカイの物語は、チームの中で一番小さな子犬であることが彼女にとって何を意味するのか、そのことから来る不安、そして彼女がそれをどのように克服するのかを描いている。スカイは、たとえ自分が一番小さな子犬であっても、大きな変化をもたらすことができるのだと気づくんだ」と、“どんな子犬も小さすぎることはない“というパウ・パトロールたちの活躍に込められた力強いメッセージをスカイに託したことを明かした。

SNS上では、日本公開に先んじて試写に参加した人々から「スカイの勇気に、感動」「スカイにめちゃくちゃ泣かされました」「全世界の子供に観てほしい！」と、パウ・パトロールたちの新たな冒険を称える声が多数寄せられている。

【スペシャル映像】

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