生田絵梨花 ディズニー最新作『ウィッシュ』劇中歌を生披露 来日した監督は「ウツクシイデス!」と日本語で絶賛
2023.12.13 14:00俳優・歌手の生田絵梨花が、都内で行われたディズニー映画『ウィッシュ』の来日スペシャルイベントに登場。劇中歌を生披露し、来日した監督からも絶賛の声が上がった。
ディズニー創立100周年を記念した本作は、『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈る、新たなミュージカル作品。どんな願いもかなう魔法の王国に暮らす少女アーシャが、たった1人知ってしまった驚くべき真実に立ち向かい、奇跡を起こすまでの物語。
この日、日本での公開を目前に控え、本作の監督やプロデューサー陣が来日。『アナと雪の女王』も手がけたクリス・バック監督は「100周年ということもあり、これまでのディズニー・アニメーション作品の全てのスチールを並べ、多くのキャラクターが星に願いを込めているという共通点に気が付いた」と振り返り、「日本にとっても世界にとっても“願い”というのは大切なこと。この作品を通じて、(願いの大切さが)日本の人々に響くといいなと思っている」と本作に込めた思いを語った。
アーシャの日本版声優を務めた生田は、華やかなラベンダーカラーのドレス姿で登場。監督・プロデューサーらと初対面を果たし「監督・プロデューサーの皆様と並んでお話しできるのはすごく貴重な機会なので、この特別なひと時を楽しんで過ごせたらと思います」と喜びを語った。
そして生田は、緊張の面持ちながら、アーシャが星に願いを込めて歌う劇中歌『ウィッシュ~この願い~』を監督たちの目の前で生歌唱。オーケストラの壮大な演奏と光の演出も相まった圧巻のパフォーマンスに、クリス監督は「圧倒されました。月に行ったくらいすごい!」と絶賛し、通訳に教わった日本語で「ウツクシイデス!」と声を上げた。
その言葉で笑顔を見せた生田は「監督とお話しした時に、これまでディズニー・アニメーションのキャラクターは自分のために星に願うことはあったけれど、アーシャは人のために願うことができるキャラクターだとおっしゃっていて感銘を受けました。私もアーシャと同じく、観てくれる皆さんへの願いを込めて歌いました」と心境を語った。
また、今の“願い”を聞かれた生田は「これまでのディズニー・アニメーションのたくさんのオマージュが盛り込まれていると思うのですが、日本のファンにとっておきなものを教えてほしい」と監督たちへリクエスト。すると、ファウン・ヴィーラスンソーン監督は「エンドロールの後に、なぜこの物語がこれだけ大切なのかを象徴しているシーンがあるので、ぜひ最後まで観てください」と日本のファンだけにとっておきのエピソードを初披露した。
最後に、生田は「この作品はここにいる監督・プロデューサー、そしてたくさんのアニメーター、クリエイターが観てくれる皆さんをイメージしながら、皆さんの願いが誰にも何にも支配されずに、皆さんとともに輝き続けることを願って作られた作品だと思います。私も実際に観て勇気をもらいました。それを皆さんにも感じ取っていただけたら」と作品の魅力をアピールした。
『ウィッシュ』12月15日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン