乃木坂46・中西アルノ 人生初の落語家役に挑戦「落語という日本文化の奥深さに気付かされた」

2023.12.10 13:00

乃木坂46の5期生が、スキットと呼ばれる本格コントに挑戦する『超・乃木坂スター誕生!』(毎週月曜深夜1時29分~)。12月4日の放送回では、中西アルノが“乃木坂亭あるの”と称した落語家に扮(ふん)した。

中西にとって落語は人生初の挑戦だ。現役の落語家に本格的な指導を受け、見事に落語家を演じたその姿に「アウトプット力が尋常じゃない」「アルノさんはマジで多才だな」と感心する声がネットに寄せられている。

中西が培った落語の実力はスタジオでも披露された。「落語と掛けまして貯金と解きます。その心は、どちらも“コウザ(口座と高座を掛けて)”が大事でしょう」と大喜利でVTRのキューを出してスタジオを沸かせたのだ。

スキットでは、和装に丸メガネといういで立ちで座布団に座る中西。まずは自己紹介と、手ぬぐいを警察手帳に見立てて話し出す口調も所作も落語家そのものだ。VTRを観ていた岡本姫奈は「すごーい!」と驚きの表情を見せた。

“乃木坂亭あるの”は事件の第1発見者という設定のため中西は、発見時の様子を小噺(こばなし)風に語るのだが、セリフの量はかなり多い。警官役で一緒にスキットに出演していた小川彩が以前、番組紹介動画で「台本をもらった時、アルノのセリフがずらっと書いてあって“何じゃこりゃ”ってなったんです」と言っていたのはこれだったのかと、膝を打った視聴者も多いだろう。

スキットを観た井上和(いのうえ・なぎ)も「スキットで面白いと思って笑うことはたくさんあるんですけど、スゲーって見入ったのは初めて」と中西の話芸を絶賛していた。

番組では、中西が落語家の桂三四郎から指導を受ける様子も紹介された。徳利(とっくり)から酒を御猪口(おちょこ)に注ぐ様子を、扇子を使って表現する落語家ならではの“見立て”の指導に「難しい」と叫んでいた中西。しかしスキットを終え、「やればやるほど、ちょっとやった付け焼刃ではぜんぜんできないことを知って、落語という日本文化そのものの奥深さに気付かされた」と芸事に対する真摯(しんし)な姿勢を見せつつ、「(これ)何の番組だっけ?」と笑いをとった。

【超・乃木坂スター誕生!LIVE】
日程:2023年12月16日(土)、17日(日) ※全3公演
会場:国立代々木競技場第一体育館(東京・代々木)
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【乃木坂46】
AKB48公式ライバルとして結成したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」に由来する。「46」の由来に関しては、秋元康氏の「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」から。

中西 アルノProfile】
2003年3月17日生まれ。千葉県出身。身長157cm。
2022年2月に応募人数87,852人の中から選ばれた乃木坂46の5期生メンバーのひとり。
長所は「生き物に優しい」。

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